無名の手記

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【プレイ日記】 クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり! (1)

【PS4】クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!

 

あのクラッシュが帰ってきた! 

 

クラッシュリマスターの発売がされたので、ドラクエを休止してこちらを開始。おそらく、9000個目のトロフィーをクラッシュのプラチナで飾るまではこちらしかプレイしないと思う。 それ以降は、ドラクエとクラッシュを上手く並行して進めていく予定。目標は、ARK発売までにドラクエかクラッシュを区切りの良いところまで進めること。厳しいかな…ACTで3つの作品が収録されているという形態をとっているクラッシュはともかく、長編RPGであるドラクエを区切りのいいところまで進めるって結構ハードルが高いような気がする。まぁ、なるようになるか。区切りが悪そうだったらARKの購入を見送るという手もあるしね。

 

 

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という訳で起動。アプデなどは特になかったので、サクッと起動することができた。ゲームを購入してからアプデで待たされるのが嫌いなので、こういう仕様はありがたい。

 

 

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さて、ここから3つの作品から一つを選択して進めていくこととなるのだが、最初なのでクラッシュ1からプレイすることにする。ちゃんと最後まで進めることができれば、クラッシュ1のプラチナが9000個目のトロフィーとなるはずなので、ここはきっちり完走したいところ。まぁ挫折することはないだろう…と、思いたい。トロフィーを見てみた感じ、タイムアタック以外は特に問題なさそうだったし。問題はそのタイムアタックなのだが、どれくらいの難易度で設計されたのかが分からないので何とも言えない。幼少期に100%クリアまでやりこんだゲームだったが、果たしてどうなるか…乞うご期待である。

 

 

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ストーリーは、クラッシュが悪の科学者であるコルテックスに捕らえられたところから始まる。クラッシュはコルテックスの洗脳によりなぜか正義に目覚め、コルテックスの拘束から脱出する。その代わりに、恋人であるタウナが拘束され次なる洗脳の標的となってしまう。コルテックスから逃げ延びたクラッシュは、果たしてコルテックスを討ち無事タウナを救出することができるのだろうか。さぁ、これからタスマニア島を舞台とした大冒険の始まりである。

 

 

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そしてOPが終わると最初のステージが開始。コルテックスの手から逃れ、必死に逃げた果てに流れ着いたのはどこかの海岸。伝説はここから始まった。懐かしい。PS1版だったら最初からアクアクが付いてきたような気がするのだが、今作ではついてこない模様。あれ、勘違いだったかな。まぁそんなことはいい。軽く操作して操作感を掴んだら、早速前へ前進する。PS1版と比較して、ジャンプの操作感が少し変わったかなという印象を受けた。×を短く押した時と長く押した時のジャンプ高度に結構差があり、基本的に×を長押しして飛ばないと穴にバンバン落ちていく。あれ、PS1版ってここまで×を長く押さないと高く飛ばなかったっけ…最後にプレイしたのはもう10年以上も前の話なのでよく覚えていないが、やはり少し違和感がある。プレイしていればその内慣れるか。それにしても、ここまで久しぶりなプレイなのに、微々たる違和感を感じるあたりこのゲームを手に馴染むまでよくプレイしていたのだなぁとしみじみ思う。もしあまりプレイしていなかったら、違和感を感じることなく「まぁこんなもんだったか。」という程度で済ませていたことだろう。本当にこのゲームが好きだったんだな、自分…。

 

 

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何度か落下死しながらも最初のステージをクリア。すると、なんとダイヤを獲得することができた。「ん?????」と思ったのは筆者だけではないだろう。このシリーズでは、ステージに配置されている箱を全て破壊するとダイヤというクリア報酬がもらえるシステムになっており、それを全て集めると最後にいいことが起こるようになっている。そして、PS1版のクラッシュ1では、一度死亡すると破壊した箱が全て復活し、早い話が通しでノーデスクリアしなければダイヤがもらえない仕様になっていたのである。しかし、今回はデスしたにも関わらずダイヤがもらえた。ということは…考えられることは一つ。デスしても箱が復活しないようになった=デスしてもダイヤがもらえるようになったということである。これはかなり難易度が下がったな。リマスターにあたって、鬼畜だった部分はマイルドにしていこうという考えに至ったのだろうか。いずれにしても、これはストレスなくコンプまで進められそうな気がするぞ。いいことだ。が、PS1版の辛くもコンプリートしたあの体験を再現できないのは少し悲しいような。まぁいいでしょう。

 

 

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そんな微妙な悲しみはすぐに吹き飛ばされることになる。そう、タイムアタックである。PS4版で追加されたタイムアタックは、最初から最後までノーミスでクリアしなければ記録が残されない。ノーデスで全て箱を壊さなければならないダイヤとはまた少し違うが、こちらは急がなければならない分これはこれで難しい。タイムはそこまで鬼畜ではないのだが、かといってのんびり進めているととてもゴールドは取得できないレベル。そして、全てのタイムアタックでゴールド以上の評価を手に入れなければならないトロフィーもあるので、これのクリアはプラチナトロフィーを狙うのであれば必須事項。こういう形でノーデスクリアを要求してくるか…面白い。やってやろうじゃないの。クラッシュファンを侮るなかれ。必ずや達成してみせますわよ。

 

 

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そんな感じで、ダイヤとレリック(タイムアタックの報酬)を取得しながらどんどん突き進めていく。 思いのほか順調に進行することができており、どこかで詰まったりすることはほぼほぼ無かった。ほぼほぼということは、少し手こずったところがあったのか…ありました。自分でもびっくりするぐらい詰まったところが二カ所ほど。

 

 

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一つ目は、「とりでのてっぺんへ」というステージ。一つ目の島の一番最後のステージなのだが、これが思いのほか難しかった。特に後半のパート。炎が出たり、棘の棒が上下したりとかなりトラップが多い上、落下死する穴も多い。PS1版ではそこまで苦戦した記憶が無かったのだが、ジャンプの操作感が変わった関係からかかなりデスしてしまった。死に過ぎて、チェックポイントから復活した際にアクアクが付いてきてしまうほど。まぁ、死亡原因のほとんどが落下死だったからあまり意味が無かったのだが…アクアクさん付いてくるなら落下死ぐらい救ってくださいよ。

 

 

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二つ目は、吊り橋のステージ。PS1版の頃から「難易度が高い」と評判だったステージだったが、PS4版では更に難易度が増していた…ような気がした。というのも、PS1版では吊り橋の板が一枚だけ空いている場合は、そのまま走って通過することができたのだが、PS4版ではそれが不可能になっていたのである。この変化は非常に大きい。ただでさえシビアなジャンプアクションを求められたステージだったのに、こういう抜け道的な救済要素を剥奪されてしまったので難易度は急上昇。落下死のオンパレードである。更に、落下死はアクアクでは防げないのでいくらアクアクを連れたところで無駄。アクアクさん精霊を自称するなら落下死ぐらい助けt(ry

 

 

そんな感じで今回はここまで。懐かしすぎて涙が出てくるこの作品だが、今プレイしてみてもやはり面白い。思い出補正がかなり入っているだろうが、古き良きアクションゲームとして評価できるのではなかろうか。基本的にジャンプと移動によりトラップや穴を回避し、敵が来ればスピンで倒す。敵に触れるかトラップにかかれば死に、ライフという名の残機を消費して復活する。かなりシンプルなゲーム性をしているが、決して難易度が低いという訳ではないし、これだけのアクションでも十分に緊張感と達成感を味わうことはできる。複雑なコマンドやゲージ等も無い分、画面に表示される情報やプレイ前に覚えておく事項が少ないのでかなりゲームに入り込みやすい。PS4で復活したというだけあって、グラフィックの進化も凄まじい。しかも、安い。ゲームが3本入って5000円前後。もはや素晴らしいという他ない。未プレイであるという人はもちろん、PS1版をプレイ済みという人にもこの進化しっぷりを見てほしいので、興味がある人は是非購入してみてはいかがだろうか?

 

 

続く。