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【プレイ日記】 クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり! (2)

【PS4】クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!

 

深い暗闇の中で

 

引き続きクラッシュを進行。かなり楽しめている。やっぱり、思い出深い作品のリマスターともなると没入度が違う。これ、元は20年以上も前のソフトだったんだよな…そう考えると、そんな昔からここまでクォリティの高いアクションゲームが生まれていたのかという驚きを隠せない。ここまで時が経った今でもこんなに楽しめるのだから、このゲームが発売された当時は物凄く評価されていたのではなかろうか。どんな話や批評が飛び交っていたのか、少し気になるな…あとで調べてみるか。

 

 

1の途中から再開。コルテックスの魔の手から逃れ、危険な砦を登ったりツギハギな吊り橋を渡ったりしていたのだったか。なんとも壮絶な道のりを辿ってきていたことで…。恋人であるタウナのためなら、この程度屁でもないというのか。あるいは、自分を洗脳しようとしたコルテックスへの憎しみや恨みがクラッシュをそこまで突き動かしているのか。そんなシリアスな話じゃねぇだろ。

 

 

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まぁそんな感じで進めていく。気づけば3つ目の島まで来ており、物語は終盤へと入っていた。が、終盤というだけあってステージの難易度も上昇しており、一筋縄ではクリアさせてはくれなくなる。おまけにタイムアタックもあるので、全てをこなそうとするとなかなかに大変。タイム自体はそこまで厳しくないのだが…通しでクリアしなければならないのが難しい。チェックポイントのありがたみがとても身に染みるチャレンジだ…。でも楽しい。死んでもあんまりストレスにならないし、むしろ「フフッ」となるぐらいである。いつもならば、死にまくったりミスしまくるというのはイライラする事なのに…不思議。本当に不思議。大人になったってこと?そりゃあ最後のプレイから10何年も経ってますからねぇ…。

 

 

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3つ目の島の終盤に入ったところで、ボス戦に突入。コルテックスの部下であるブリオである。 こいつは見てくれこそひょろい禿げオヤジだが、戦闘能力はなかなかに高い。試験管を投げつけたかと思えばそこからスライムが湧き出てくるし、違う色の試験管を投げたかと思えば付近に極めて高い殺傷性を秘めた爆発を発生させる。試験管の中身どうなってんだ。

 

 

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更に、後半になると試験管内の薬品を飲み込み姿が大きく変わる。ヒョロガリ禿からガチムチ禿に。ここまで筋肉モリモリマッチョマンになったのだから、攻撃も苛烈になり手強くなるのでは…と思われたが、なんとジャンプして頭を踏みつけるだけで撃退できてしまう。頭まできちんと強化しておかないから…

 

 

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というわけで撃破。弱い…が、今までのボスに比べると手強かった。てか初見だと結構強く感じるかもしれない。なんといっても倒し方が少し変わっているので、初見だと戦法がよく分からずに死にまくるのではなかろうか。そうでもないのかな。最近の複雑なゲームに慣れている人達からすれば、この程度大したことないか。

 

 

ブリオを倒したら、ステージを二つクリアすればいよいよコルテックスとのラスボス戦。では、いざ決戦…とはならず、その前に他の全てのトロフィーを取得しに行く。ストーリークリアで入手できるトロフィーは可能な限り最後に回すという、筆者恒例の信条のためである。残っているトロフィーは、ダイヤ制覇とタイムアタック制覇だけだったので、さっさと全てを回収しに行く。まずはカラーダイヤを全て集め、それからダイヤを回収しつつタイムアタックをクリアしていないところはクリアしていく。カラーダイヤはノーデスでクリアしなければ取得できなかったが、ノーマルダイヤに関してはデスしても取得できるようになっていたので、ダイヤ集めはかなり簡単だった。やはりデスしていいとなるとかなり難易度は下がるな…。が、その分タイムアタックで苦しい思いをすることとなる。

 

 

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はい、タイムアタックのトロフィー取得。…なのだが、隠しステージである「ふかいくらやみのなかで」でかなり手間取ってしまった。タイム的には問題は無かったのだが、とにかくミスして死にまくる。もうそれはそれは数えるのも面倒になるほど死にまくった。「なんでこんなに死ぬの?」と思うぐらい死にまくった。パターンは決まっているので覚えゲーではあるのだが、なぜか死にまくってかなり時間を食ってしまった。やっぱり暗闇系のステージは焦燥感が煽られていかんね。これから挑むという人は注意しておいた方がいいかもしれない。急がなくてもゴールドの評価なら簡単にもらえるので、とにかく完走することを目標とするとよい。そうじゃないときっと無駄に焦りすぎて死にまくってしまう事だろう。

 

 

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そこから流れるようにダイヤも制覇し、100%クリアへ到達。先ほどのタイムアタックに比べれば、ノーマルダイヤ集めなんて簡単すぎて欠伸が出るほどであり、 すぐに取り終えることができた。それにしても、ダイヤを取得した時のこの顔、PS1版だとかなりブサイクだった記憶があったのだが、かなり綺麗になっているな。でも声が変わっているのはいただけない。あの日本語独特の「ジャジャーン!」という声が久々に聞きたかったのに…あのふざけた感じ、好きだったよ。

 

 

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全てのトロフィーを取り終え、これで思い残すことはない…ということで、クリア。と、同時にプラチナトロフィー取得。コルテックス戦は特になかったので省略。燃えているコルテックスの城をバックに、敵の飛行船の上で一騎打ち…なかなかロマン溢れる戦場である。その戦う相手も相応に強ければよかったのだが…コルテックスは残念ながら弱く、戦法さえ知っていれば簡単に勝つことができる。ラスボスなんだからちゃんとやってくださいよ。盛り上がり切らないじゃないですか。

 

 

そんな仕方ないことは置いといて、クラッシュ1をクリアしたので早速2へ行こう…と、思ったが。その前に、一つ見ておきたいイベントがあったので1を続行。というのも、コルテックス戦の前にあるステージが、白ダイヤを全て集めたら秘密の道が開かれるというステージであり、それの秘密の道の先を実際に見てみようという事になる。まぁ、PS1版をプレイ済みだからどうなるかは知ってるんですけどね。

 

 

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結果、こうなる。この道を辿れば、コルテックスと戦わずしてタウナを救い出すことができる。コルテックス涙拭けよ。これは一応隠しED?的な扱いらしく、通常のEDと異なり各ボスのその後のエピソードを見ることができる。こういう演出、悪くないと思います。やりこみに対する報酬としてはとてもよろしいのではないでしょうか。

 

 

そんな感じで1は終わり。DLCで追加されたステージは、思いのほか難しかったのでダイヤだけ先に取ってタイムアタックは後回しにすることに。ステージ自体が長いのもあって、結構苦労しそう。時間にはかなり余裕があるらしいが…まぁ、余裕ができた時にでも頑張ってクリアしましょう。

1が終わったので、早速2に移行。同じシリーズのゲームを続けてプレイするなんて結構珍しいような気がするが、ここまでモチベが保てるのもやはりこのゲームが面白いという事の証明なのだろう。十数年越しのプレイでもモチベを保てるゲーム…響きだけだとかなり偉大なものに聞こえる。実際、偉大なゲームであるのだが。

 

 

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2はコルテックスを撃破したところから始まる。すごい顔だ。喉ちんこ丸見えだし。こんなに口を大きく開けていたら顎が外れるのではなかろうか。 

 

 

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クラッシュに敗れ、飛行船から落下した果てに辿り着いた地で見つけたのはパワーストーン。今度はこれを使って悪さをしようと考えている様子。懲りねぇなこのおっさん。

 

 

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そんな悪だくみの事などつゆ知らず、どこかで怠けまくっているクラッシュ君。妹であるココに、パソコンのバッテリーが切れたので違うのを取ってきてくれとお使いを頼まれる。普通ならば文句の一つでも言いそうなシチュエーションだが、大人しくそれに従うクラッシュ。優しい兄だぁ…いや、そもそも妹にパシられているという自覚がないだけか。

 

 

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というわけで、チュートリアルを兼ねたOPステージの始まり。1とは異なり、このステージはOPが終わった直後にしかプレイすることができず、またダイヤやレリックなどの収集要素もない。なので、操作の確認に集中して進めることができる。ありがてぇことだ。今作では1と同様のジャンプとスピンアタックの他に、しゃがみとスライディングのアクションが追加されている。しゃがみはそのまま姿勢が低くなり、スライディングは低姿勢の状態で一定距離素早く進むことができる。スライディングで敵を倒すことも可能であり、攻撃手段としても使うことができる。更に、しゃがみ中やスライディング中にジャンプを行うとハイジャンプとなり、通常のジャンプよりも高いジャンプを行うことができる。これにより、1と比較して穴を飛び越えるのがとても楽になった。1では死亡理由の大半が落下死だったので、このアクションの追加はとてもありがたい。どんどん活用していきたいところ。

 

 

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そんなチュートリアルを終えたところで、急に見知らぬ部屋に呼び出されるクラッシュ。呼び出したのはコルテックスだったようで、地球を守るためにパワーストーンを集めてくれとお願いされる。もちろん、「地球を救う」なんてのは嘘であり、クラッシュを騙すための口実である。 地球にコルテックスの部下はいなくなってしまったようなので、敵であるクラッシュを騙して代わりに集めてきてもらおうという魂胆らしい。流石科学者だけあって賢い。能天気なクラッシュがこの話に騙されないわけが無く、完全に信じ込んでせっせとパワーストーン集めに出ていってしまう。あほだ…少しは妹に知能を分けてもらえ。

 

 

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本作からは、ダイヤかレリックを入手するとあのクラッシュダンスを拝むことができる。あの独特なダンスは結構覚えている人が多いのではなかろうか?少し変わっていたが、概ねの振り付けは同じ。短くて覚えやすいダンスなので、みんなも覚えて真似してみよう☆いい年こいて何やってんだ。

そんな感じで進めていく。2は、ステージの難易度自体が1よりも下がっている印象を受けたが、 これは操作に慣れてきたという事なのだろうか?明らかに死亡回数が1と比較して少なくなったような気がする。こんだけやってれば流石に慣れてくるか…。あとは、スライディングの存在が大きいか。ジャンプの飛距離が大幅に増したので、落下死することがかなり減った。スライディングジャンプを前提としたシビアな穴も無かったし、1でいう吊り橋ステージのようなシビアなジャンプ操作を求められるステージも無くなった。ジャンプに関するハードルがかなり下がった気がする。まぁ、これに関しては1がシビア過ぎたというのもあるのだろうが…。なんというか、2は1と比較すると全体的に難易度が低下していたような印象を受ける。気のせいかな?

 

 

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そんな感じで2のプラチナトロフィーも取得。かなり飛ばしたが気にしない。だってまとめるのが面倒なんだもん。

さっきも書いた通り、全体的な難易度が下がっている(気がする)ので、1よりも苦労することなくコンプすることができた。やっぱり吊り橋ステージのような鬼門ステージが無くなっただけでもかなり違いますね。タイムアタックのタイム制限が少し厳しくなった気もするけど、それでも何回か挑んでいればクリアできるレベルだったし。ダイヤに関しても、一部のステージが少し苦労した程度で、全体的には苦戦することなく集めきることができた。ドクロコースの存在があったため、もっと苦労するかなと思っていたが全然心配する必要は無かった。ドクロコース内で死んでもドクロコースは消えないという仕様がありがたかった。PS1版からこんな仕様だったっけ?覚えていない。

 

 

全体的に自然感溢れるステージデザインだった1と比較すると、少しメカニックなデザインが強くなったクラッシュ2。  個人的には、原始的な雰囲気が強く漂う1の方が雰囲気は好きだったが、新たにスライディングが追加されていたり、隠し要素の隠し方が上手かったりとゲーム的には2の方が好き。特に、隠しステージの解禁条件はプレイヤーに微妙な違和感を持たせるのが上手いなと思った。「あそこ行けるんじゃね?」という感情を煽るのが上手かったと思う。んで、実際に行ける。更に、「よくぞ気づきました」と言わんばかりの隠しステージ解禁。上手くできているなぁと、今更プレイしても感心する。クラッシュ2の一番好きな点かもしれない。もちろん、他にも好きな点はあるのだが…カラーダイヤの取得条件だったり、ワープゾーンのデザインだったり。ゲーム的には、上でも書いた通り難易度が下がり遊びやすくなったなあという印象を受けた。それは、スライディングというアクションの追加もあるし、単純にステージ自体の難易度も下がったのもあると思う。やっぱり、1は少しやりすぎだったという自覚があったのだろうか。まぁ、あれぐらいハードでもやり応えがあって楽しいと思うんだけどね。他には、新たな乗り物や金網のアクションが追加されていたりする程度なのだが、どちらも強くゲームに絡み過ぎずいい配分だったと思う。この後やるクラッシュ3は、乗りものに乗るステージが多すぎると個人的には思っているので、2ぐらいの配分がやはりちょうどいいと思う。やっぱり、乗り物に乗りまくるよりかは普通のアクションをしたいんですよね。まぁ3は3で面白いとは思うのだけど。

大体の感想はこんな感じ。3をコンプした時にまたまとめるかも。

 

 

といったところで今回はここまで。このまま流れに乗って3に進むが、今週中に終われるかな?早く終わればそれだけ早くドラクエに集中できるという事であるので、そういう意味ではなるべく早めにコンプしてしまいたいところ。まぁ、目標であった「ARKまでにクラッシュかドラクエを一段落させる」というノルマは易々と達成できそうなので、その点はかなり安心している。自分でも驚くぐらい早く進められているが、3で急に詰まるなんてことにならないようにしたい。

 

 

続く。