無名の手記

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【プレイ日記】 Tearaway ~はがれた世界の大冒険~ (1)

Tearaway ~はがれた世界の大冒険~

 

紙の神となれ 

 

魔女百Rのやる気が完全に切れ、FF14もいい感じに飽きてきたのでFF12までの繋ぎとして試験的に起動。これをきっちりFF12までに終わらせられる保証は無い。というか、コンプまでプレイしきる保証すらない。流石に適当にゲームを始め過ぎでは…と思うかもしれないが、これが筆者のプレイスタイルなのである。別に100%厨というわけでもないので、そこら辺はかなりいい加減で大胆。好きな作品だけコンプしたらええねん。トロフィーにプレイするゲームを振り回されるようになったらおしまいよ(自分からそのトロフィーにチャレンジしている場合は除く)。

 

 

さて、そんな感じでよく知らずに開始したこのゲームだが、果たしてどんなゲームなのだろうか。ちょろっと聞いた話によれば、沢山あるPSVitaの機能をふんだんに使用する、正にVita向けのソフトという事だが…。ジャンルはアクションらしいので、タッチパネルやジャイロ機能を使いまくるソフトなのかな?タッチパネルはともかく、ジャイロ機能の方はあまりいい思い出が無い(ニンジャガΣ+しかり、某モンキーボールしかり)ので、あまり出張ってほしくないと思ってしまう。他に何かあるのかな?一応、それら以外にもVitaにはマイクとカメラが備え付けられているが、アクションにどう絡めるのか想像がつかない。まぁ、どうせ大して使わないだろう。カメラとマイクを使うアクションって…何かあったっけ?過去にそれらの機能を使ったアクションゲームが発売されていたとしたら、是非とも教えてほしい。

 

 

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ゲームを起動してみると、少しのロード時間を挟んだ後こんな画面に。なんの画面か分かるだろうか?分かるわけないよね。なんと、画面中心の黒い部分に筆者の顔が映っていたのである。恐ろしいぞこのゲーム。一瞬何事かと思ったが、どうやらVitaの前面カメラが悪さ(?)をしていたらしく、そんなグロ映像をゲーム画面に垂れ流していた模様。ただでさえ醜い筆者のご尊顔が、Vitaのカメラ越しに映るのだからそれはもう18禁映像。このゲームの対象年齢はいくつだ。幸い、指で覆い隠すことが可能だったので、この場はそれで乗り切る。まったく嫌な機能だ…というか、ゲーム起動時にわざわざちゃんと映るかの確認をしたという事は、ゲーム本編でもバリバリ活用されちゃうんじゃ…嫌な予感しかしない。

 

 

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そんな前面カメラだが、嫌な予感通り使用される場面が多い。特にOPでは、これでもかというぐらい使用されており、前面カメラを常に指で覆い隠しながら見る羽目となった。自分の顔がゲームに映って喜ぶ奴なんてそうそういないだろう…開発者たちは、何を考えてこの機能を入れたのか。きっと、ゲームのストーリー的にこの機能を入れた方がいいと判断したのだろうが、せめて前面カメラを使うか否かの選択肢を用意しておいてほしかった。いちいち自分の顔が映されると、その度に筆者のやる気ゲージが少しずつ削られていく。だって嫌じゃないですか?自分の顔が大好きなナルシーさん達ならともかく、暑さにやられてだるそうにしている情けない自分の顔が、癒しのはずのゲーム画面に映りこむんですよ…。

 

 

文句はおいといて、そんな感じでOPは始まった。前面カメラにかなり気を取られていたが、当然ストーリーの説明も入っておりその内容は見逃せないものとなっていた。どうやら、テガミであるアトイというキャラをこの世界のオヒサマとなってしまった自分の元へ導いてやるのがこのゲームの目的らしく、二人で協力してこれから旅をしていきましょうというのがこの物語の大体の筋書きらしい。なるほど、やってやろうじゃないの。旅のパートナーということで、そのアトイは何をしているのかと言うと…

 

 

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なんか追いかけられてる。そして、このメッセージ。ただのゲーム好きのパンピーにそんな大それたマネが出来る訳ないだらバカタレがぁ~??何言ってんだこのメッセンジャーは。

 

 

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できた。これは背面にあるタッチパッドを使用したギミックで、背面タッチパッドをタッチするとご覧の通りそこから指がニョッキリと生えてくる模様。これは楽しいかもしれない。生えてくる指の位置と、実際に指でタッチしている位置が結構的確にリンクされているため、あまり違和感が無い。本当に指で画面を突き破っているような感覚がある。不思議。てか、背面タッチパッドを使ったのってかなり久しぶりだし稀だよな…たしかニンジャガΣ2+で使ったきりだったような気がする。まぁ背面タッチなんてそうそう使いませんよね。それにしても、紙でできたファンシーな世界観に、肉感がよく伝わってくる生々しい指が聳え立っている…なんとも奇怪な光景だ。敵はこの指で蹂躙することが可能なようなので、さっさと殲滅しつくしてアトイとやらを救ってやる。

 

 

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複数の指を使えばこんな芸当も可能。指の数だけ、敵を一掃する範囲が増す。我が力にひれ伏せ^^

 

 

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といったところで最初のチュートリアルはおしまい。ここからは、プレイヤーがアトイを動かし導いていくこととなる。さて、ここからどんな魑魅魍魎がアトイの前に立ちはだかり、どんな激戦とドラマがアトイを待ち受けているのだろうか。また、この話が終わる頃にはアトイはどうなってしまうのか…乞うご期待。もう見る影もなくタフでごっつい姿になってたら面白い。緩そうなゲームに見えてめっちゃヘヴィな旅路だった的な。そっち方面の期待をしておこう。

 

 

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旅路では、前面と背面両面のタッチパッドを使用したギミックが沢山用意されていた。前面タッチで紙を折りたたんで新たな道を切り開いたり、背面タッチでトランポリンを起動させ大ジャンプをしたり。ここら辺はかなり意識してタッチパッド向けのギミックを作ったのか、本当に多い。これほどタッチパッドを使うゲームは初めてってぐらいに多い。そういう意味では少し新鮮。流石はVitaならではのゲームと呼ばれているだけはある。これで前面カメラのあれが無ければ文句ないんだけどなぁ…。それと、背面カメラを使う機会が全然ないのだがいつか機会が来るのだろうか?前面で顔を映している暇があったらそっちにも役割を与えてやってくれよ。あとマイク。マイクを使うギミックとか今後出てくるのかな?息を吹きかけて何かやらされそうな予感がしているのだが…多分あるよね。そうに違いない。

 

 

といったところで今回はここまで。現時点の感想としては意外と楽しい。特に癖も無く遊びやすい上、さっきも書いた通りタッチパッドを使って遊ぶのが新鮮。ストーリーの目的であるテガミの内容も気になるし、これは最後まで遊べそう。FF12までに間に合うかな…間に合わせたいな。まぁ、最悪並行して進めていけば…無理か。是が非でも終わらせるぞッッ

 

 

続く。