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【プレイ日記】 クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり! (3)

【PS4】クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!

 

完遂

 

引き続きクラッシュを進行。3のプラチナを取得し、無事終えることができた。まさか一週間で終わってしまうとは…予想が大きく外れた。ここまで簡単に終われたこともそうだし、それ以上にここまでモチベが保てたことに驚きを隠せない。 こんなにハマるつもりは無かったんだがな…人間分からないものである。まぁ、これでドラクエに集中できるようになったと見れば良いことなのだが、ドラクエのモチベがあまり上がらなかったことからあれ一本でこれからやっていくのは少々厳しそうな気がする。何かソフトを買うか…かと言って、今欲しいソフトって特に無いんだよなぁ。どうすんべ。ちんたらドラクエを進めるのも何か違う気がするんだよなぁ。もう少し進めればハマるほど面白くなるかな?

 

 

2が終わったところから再開。早速、遠慮も躊躇いも無く3を開始していく。この流れに乗らない手はない。

 

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3は、タイム・ネジネジマシーンと呼ばれる大掛かりな機械を用いて、色んな国の色んな時代を駆け巡り、コルテックスのパワーストーン集めを阻止していくことになる。コルテックスはまだ世界征服なんて計画しているのか…と思われたが、今回は自身の望みという訳ではなさそう。というのも、アクアクのライバル(?)的な存在であるウカウカという悪の精霊が復活し、そいつがコルテックスに再びパワーストーンを集めて世界征服をするよう指示しているのである。コルテックスも変な奴に目を付けられて大変だな…。

 

 

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更に、かなり怪しそうな新キャラも登場。なんでも、このタイム・ネジネジマシーンを管理している存在なんだとか…かなり手強そうだ。こいつとも戦うことになるのだろうか?果たして、クラッシュに勝ち目はあるのだろうか?ぶっちゃけ、こいつは雑魚かった。

 

 

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そんな新たな敵の事など気にもせず、タイム・ネジネジマシーンを利用し様々な時代を行き来するクラッシュ達。いや、敵ならクラッシュ達を出禁にしてしまえばいいだけなのでは…?なんでわざわざ敵の出入りを許可してしまうのか。てかそもそもそう簡単に入れるものなのか?どっかの体育館みたいに自由開放されちゃってる感じ?ゲーム的な都合とはいえ、少し違和感がある。子供向けのゲームなんだしそんな難しい都合はどうでもいいのか。とにかく遊べればいいんだよッッ

 

 

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前作にいたタイニータイガーに加えて、新たなボスキャラも追加。名を「ディンゴダイル」といい、犬とワニを融合した奇異な生命体が立ちはだかる。焼き肉が好きなようで、派手な火炎放射器をぶっ放しては機嫌が良さそうにしている。なぜ焼き肉が好きなのかは不明。まぁ美味いもんね、焼き肉。焼き肉が好きなことに理由なんて要らないよね。

 

 

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今作では、ボスを撃破すると一つだけアビリティがもらえるようになっており、ディンゴダイルを倒すとダブルジャンプのアビリティを入手できる。ダブルジャンプとはそのままのアビリティであり、二段ジャンプができるようになる。これのおかげでかなりジャンプ力が増し、普通ならば行けなかったような道を行けるようになったり、より高くジャンプしてトラップを余裕をもって回避できるようになったりする。二段ジャンプとは、やはりどのアクションゲームでもその恩恵は大きいものですね。もちろん、他のボスを倒せば更に違うアビリティがもらえるので、進めていけば進めていくほどクラッシュは強くなる。脳みそが無さそうなキャラをしているが、こういう成長要素はあるのか…それとも、敵を倒している過程で新たな体の動かし方を閃いたとかそんな感じ?脳筋恐ろしい。

 

 

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ステージを進めていくこと15ステージ。ここでタイム・ネジネジマシーンの管理者であるエヌ・トロピーが登場。もちろん戦う…って、こいつを倒したら誰がこの機械を管理するんだ?誰か止めてやらないと、この脳筋はとんでもない奴を倒しかねないぞ。

 

 

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そしてこの笑顔である。お前誰を倒したか分かってんのか??これで機械が暴走とかしたら誰が責任を取るんだ???おぉん??

 

 

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が、特に問題は無かった模様。何も無いんかいッッッ

あんだけ重要なキャラっぽい演出をしておいて、この始末。なにかおっかなびっくりなサプライズがあってもよかったと思うの。だってあんな大掛かりな機械の管理者が死んだんですよ?なにか起こるって期待しちゃうじゃないですか。

そんな肩透かしを受けつつも、突き進んでいくクラッシュ達。今作は乗り物に乗るステージが多く、普通にクラッシュを操作して進むステージが少ない。多分、全体の半分ぐらい。これを面白いと見るかつまらないと見るかは人それぞれだが、個人的にはもう少し普通のクラッシュを操作したかった。せっかくアクションが沢山追加されたのだし、それをもっと存分に使いまくっていきたかった。あと、ジャンルがアクションなのだから、もっと普通のアクションをやらせてほしかった。こういうドッグファイト系のものはともかく、バイクに乗ってレースだったりというのは少し勘弁してほしかった。まぁつまらなくはないんですけどね…。

 

 

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そうこうしている内に、ラスボスであるコルテックスの登場。早いな。そう、早いんです。プレイしている自分でも、「もうラスボス?!」という感覚に陥ったほどである。楽しいゲームって時間が過ぎるのを早く感じると言うが、それをここまで強く感じたのもかなり久しぶり。やっぱり面白いっすわ、このシリーズ。

 

 

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ウカウカとアクアクが喧嘩をしている中で、コルテックスとの一騎打ちというまさに2vs2といった状況で繰り広げられた死闘だったが、正直アクアクとウカウカはただの邪魔でしかなかったので実質1vs3。アクアク何しとんねん。せめてクラッシュの邪魔にならんように戦ってくれよ。そんなかなり劣悪な環境の中戦ったのだが、まさかの一発クリア。一番弱かったんじゃ…てか、3のボス戦はどれも簡単だったような気がする。って、それは1も2も同じか。ボス戦よりも、普通のステージの方が難しい。個人的には、もう少しボス戦で手こずらせてくれてもよかったような気がするが、まぁそれはいいでしょう。

コルテックスを倒し、これで一段落…と思いきや、撃破後のイベントで「まだダイヤが残ってるぞ!ウハハ」的なことをウカウカが丁寧に言ってくれる。要は、ダイヤを集めて出直して来いという事か。言われなくてもやってやるつもりだったわよ。嘘じゃねーわよ。

 

 

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有言実行!ということで、サクッとダイヤを集め終わる。全部で45個と、ダイヤの数は増えたが取得条件は一番ぬるかったような気がする。 というか、ステージの難易度が一番低かったような気がする。まぁ、クラッシュ3はアクションが豊富で、クラッシュ自身が大きく強化されたというのも大きいか。やっぱりダブルジャンプの存在が大きいと思う。あとは、スピンアタックの持続時間が大きく増した竜巻スピンアタックも。竜巻スピンは、ジャンプ中に使えば滞空時間を延ばすことができるので、空中での操作がかなりしやすくなった。空中制御が重要で、かつ難しい今作において、このアビリティの存在はなかなかに大きい。こうしてみると、クラッシュ側がかなり強化されているのがよく分かるし、簡単に感じられるのも当たり前か、という気になってくる。

 

 

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ついでにレリックも回収。これも、難易度が大きく下がっているように感じられた。特に詰めなくても簡単にゴールドならば取得できたので、クリア自体が難しいステージが多かった1や、タイムがシビアだった2に比べるとやはり簡単になっていたと思う。そういう意味では、「これから始めてクラッシュやるぞ」という人は、クラッシュ3から触るといいかもしれない。まぁそれはそれで1,2に戻った時のアクションの少なさに戸惑うことがあるかもしれないが…やっぱ1から触る方がいいかな!

 

 

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そんな感じでこのゲームを制覇。最後のダイヤはタイム・ネジネジマシーンで入手することができ、それを取るとまさにお祝いといった感じで花火がヒューヒュー上がる。こんな演出あったっけ…もしかしたら、PS1の頃ここまでやりこんでいなかったかもしれない。となると、あれから十何年と経った今、あの頃はやりこめなかったところまでやりこめるように成長としたということなのか?そう考えると少し感慨深いな。人間成長するもんですよ。うん。年も取るもんですよ。あの頃に戻りてぇ…。

 

 

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そんな感じでプラチナトロフィーを取得。これでクラッシュは制覇。いやー、楽しい時間でござった。昔にかなりやりこんでいた(気がする)作品だったのだが、今改めてプレイしてもここまでハマれるとは思わなかった。正直、1をクリアしたらそのままモチベは低くなり、ドラクエと並行してだらだら続けていくことになるだろうと予想していたのだが、そんな予想は大きく裏切られた。やっぱりこのゲームは名作。そして、名作はいつプレイしても名作。このシリーズに触れたことが無いという人は、是非このソフトを手に取ってみてほしい。少々古臭さを感じるかもしれないが、アクションゲーム好きならきっと楽しめるはずである。

 

 

以下、簡単な感想まとめ。

PS1時代に発売され、奥スクロールのアクションゲームとしてかなり高評価を得ていたこの作品。若干の古臭さを感じさせつつも、当時プレイしていた人間ならば懐かしさを感じるだろうし、プレイしていなかった人間ならばそのシンプルなゲーム性にすぐに入り込むことができるだろう。アクションはジャンプとスピンのみ(2からはスライディングも追加)という、今の時代の中では極めてシンプルなゲーム性を取っているが、それに反してステージ自体の難易度は高い。 そこがこのゲームのミソであり、一筋縄ではいかないそのステージ構成はプレイヤーのゲームに対する対抗心を強く煽る。そして、アクションが少なく操作がシンプルというだけあって、失敗の原因や成功への課題を発見しやすい。なので、「これ無理じゃね?」だったり、「理不尽!」というネガティブな感情が湧きにくい。ここがこのゲームのよいところであり、全ての失敗がプレイヤーの落ち度にあることが分かりやすいため、失敗に対するストレスがあまり無い。そういったことから、終始穏やかな気持ちで遊ぶことができた。この点は本当によく出来ていたと思う。

ただ、不満点もある。まずは、ロード時間が長いこと。特に、1のカラーダイヤや、2以降のドクロコースなどの死亡すると一度ステージを出てやり直さないとならないステージをプレイしている時。なんどかやり直すのを前提で作っているのであれば、あのロード時間の長さは致命的。せっかくPS4になったのだから、この点は改善しておいてほしかった。あとは、3のダブルジャンプについて。3でダブルジャンプをした際、二段ジャンプの入力受付時間が短くなっていたような気がした。なので、ジャンプして少しディレイを挟んでから二段ジャンプ…という事ができなくなっており、無駄に落下死することが増えた。これはリマスターに伴う改悪かどうかは分からないのだが、普通にプレイしていて違和感を強く覚えたのでこの仕様はやめてほしかった。正直、ダブルジャンプがかなり使いにくくなっていた印象を受けた。PS1版でもあんなだったっけ?いや、そんなことは無かったはず…。他にも、空中での操作性が悪くなったとの話を多く聞くので、その点もあまり変えないでほしかったというのが正直なところ。まぁ、これに関してはプレイしていれば慣れると思うが…でも、プレイし始めた時は確かに違和感があったし、やっぱり改悪はされていたんだと思う。今作はPS1からPS4へのリマスターということで、この程度の小さな変化は仕方なかったとは思うが…。

大体の感想はこんな感じ。 まぁ、クラッシュを当時遊んでいた人たちならば間違いなく楽しめる出来だと思うので、昔よく遊んでいたという人は触ってみるのもよいのではなかろうか。もちろん、今作で初めてクラッシュに触るという人でも十分に楽しめると思うので、そういった人たちもレッツプレイ。

 

 

といったところで今回はここまで。思いのほか早く終わり、これからどうするかといった感じ。もちろんドラクエを進めていくのだが、最初にも書いた通りドラクエだけで進めていくのは少し厳しそう。何か違うソフトを確保してこようか…あるいは、FF12の弱くてニューゲームを攻略するか。トロフィーとは関係ないが、面白そうだったので少し興味がある。どうしたものか…まぁ、これから考えていくことにする。Vitaにある積もり積もったフリプを消化するのもアリか?うーむ、悩ましいところである。

 

 

終わり。