ついにあの有袋類が新たな冒険へ出発!
有袋類とは…哺乳綱獣亜綱後獣下綱の1グループらしいですよ。書いておいてなんだが、筆者にはよく分からない。詳しく知りたい人は、Wikipediaでも参照してくれ。
というわけで、念願(?)のクラッシュ4を開始。内容については言うまでも無く、ただの3Dアクション。初代の売り文句は、「宇宙初の奥スクロールアクション」だったか?宇宙初…この未知が溢れる宇宙のことを知り尽くしたかのようなこのフレーズ……流石有袋類は格が違った。1996年に発売された初代から、実に24年…干支が二周してもなお進化し続ける有袋類に心を揺さぶられろ。
スタート画面。とんでもってる感じがマルチバースって感じでイカしている。クラッシュシリーズと言えば、タイトル画面が出た時に結構わちゃわちゃとしたアニメーションが入るのがお約束となっていた感じがあったが、今作はすげーあっさりしている。少し味気ない。がっかりです。入門するならやはり薬丸自顕流。
なんでセーブスロットの空きスロットが「あいてるよ」じゃないの??クラッシュの伝統といえば「あいてるよ」だろうがッッッッ!!!!
それにしても、「イカれたかがくしゃたち」というワードに少々の口の悪さを感じる。いや、まさしくその通りではあるのだが…一応全年齢対象のゲームなのだし、少しはお子様たちへの配慮をした方が良いのでは?今月から「イカれた」というワードを使うイカれた子供たちがイカれた速度で増加していくことだろう。子供って影響されやすいからね。そして私おじさんも同様。
続いて、モダンとレトロの設定。早い話が、残機が無限か否かってだけ。モダンが無限で、レトロが有限。筆者は無限のモダンで開始。「経験者だしレトロでよかったかな?」と思ったけど、今となってはモダンで正解だったと思う。今作は、初見プレイに関してはモダン前提の設計なんじゃないかなぁ。それぐらい素の難易度が高い上に、ダイヤを埋めようとすると試さなければならないことも多い。つまり、コンプを狙ってプレイしていると、すごく死ぬのである。残機を有限にしていると、いちいちリトライを挟むのがとんでもなくだるいと思う。とんでもだるいってやつ。
これらのことを経た後、早速本編開始。1で目が覚めたあのビーチから、またすべてが始まる。懐かしい…が、めちゃくちゃごちゃついている。サーフボード多くね?冷蔵庫が置いてあるけど、こんなジャングルに電気って通っているのか?どっからどう見ても通っているようには見えないが…これがタスマニアマジックか。そんでもって、画面右には懐かしのスパイロ…の、ゴムボートがあった。スパイロって今はアクティビジョンが版権持ってるんですか?続編は期待できますか?体験版しかやったこと無いシリーズなんですけどね。懐かしい。
今作では、普通のステージに加えて記憶のビデオというチャレンジ要素が追加されている。ビデオの方は、完全に横スクロールの設計になっており、ボーナスステージとほぼ同じような操作感。ただ、内容は歯ごたえのあるジャンプアクション。敵は今のところ出現しておらず、主な障害は爆弾箱とニトロ箱。1のブリオステージやコルテックスステージにかなり近い。このチャレンジの背景も、クラッシュがコルテックス達の研究所で実験されていた頃の再現というものなので、おそらく1で出たこれらのチャレンジステージを意識しているのだろう。しかも、BGMが1や2のBGM。もしかしたら、3のBGMもあるのかもしれない。初めて聞いた時は、ものすごく懐かしくて少々の感動を覚えた。幼き頃の思い出も同時にリフレイン。まさか、あんな昔に聞いたBGMを今になって再び同じゲーム内で聞くことになるとは…世の中分からないものである。このシリーズをプレイしていてよかったよ。うん。
ボス戦は、今のところエヌ・ジンとブリオを確認。ぶっちゃけ、ステージの難易度が高すぎてボス戦が霞んで見える。エヌ・ジンは、相変わらずおニューなマシンで戦いを挑んでくるわけだが、今作はなんとドラマー。ドラムで一発モテようとしたのか、アツいビートを刻みながらロックな戦いを繰り広げてくれる。エヌ・ジン…お前。りっちゃん派だったんだな……
ブリオは、これまた懐かしさ全開。おなじみの薬品乱舞で、あの手この手と厄災を振りまいてくる。爆破、スライム、そして巨人化。負け方も大体同じ。科学者のくせに進歩しないな、こいつ。脳みそバンディクーかよ。
進行度的にはまだ半分も進んでいないだろう。てか、今作はボリュームが従来の作品に比べてかなり多いと思う。確認できているだけでも、38ステージ×2(ふつう&あべこべ)+きおくビデオ21個…で97ステージ。そんでもって、その中でダイヤとタイムアタックトロフィー。更に、ぶっとびパーフェクトトロフィーが各ステージに1個ずつ…と考えるとかなり多い。しかも、トロフィーをコンプするには、タイムアタックトロフィーは全てプラチナを取らなければならないという徹底っぷり。今作のトロフィーは、結構高難易度になると思う。
ちなみに、トロフィー内容をざっくりまとめると…
- タイムアタックトロフィー全プラチナ
- ぶっとびパーフェクトトロフィーコンプ
- ダイヤ制覇(1ステージ6つなので、6×28=228)
- あべこべカラーダイヤ制覇(あべこべの白ダイヤ制覇ではない?要検証)
- きおくのカケラプラチナトロフィーコンプ
- その他細々としたトロフィー
こんな構成っぽい。タイムアタックが一番の鬼門になりそうだが、パーフェクトトロフィーも大概っぽい。それってなんぞやと言うと、おそらく「ノーミスで箱を全て壊してクリア」が獲得条件だと思われる、特殊なトロフィー。ノーミスで箱全破壊って結構鬼っぽいよね。この二つが筆頭厄介トロフィーになりそうな予感。他は、情報が出ればそんなに苦労しないと思う。ただ、出揃うまでが面倒。特にダイヤ。今作は、箱の配置が物凄い意地悪で、しかもひみつダイヤという更なる面倒お探し要素まで存在している。やれば分かるが、本当に手探りでやるのはめんどい。誰か早く情報をまとめてくれ。
こんな感じ。予想以上のボリュームと難易度で嬉しいやら悲しいやらっといった印象。この記事を書いている現在(2020/10/05)でもコンプ者がいない辺り、難易度が低いということは無さそう…てか、ここまで有名なタイトルで未だにいないって時点で、ぶっちゃけ危ないにおいが凄まじい。久々に、当ブログ内における「8.5/10」以上の難易度が来る…?そそるぜ、これは。そそるじゃねぇか。「そんなにむずいの?」って言われると現時点では何も言えない。ただ、やってみればわかるが、今作は過去作に比べると難易度がかなり高いと思うのもまた事実だと思う。アクションが難しいというよりかは、ギミックが序盤から容赦ない。おまけに、レールスライドやら仮面による癖のかなり強いアクションとギミックとか…複雑化し過ぎていて、素の難易度も上がっている。ぶっちゃけ、若干期待していたものとはかけ離れている感じがしないでもない。もう少しシンプルに、そしてカジュアルに遊べるクラッシュを期待していたので、ここまでコア向けな仕様にされてくると…まぁ、悪い作品というわけでは無いので、期待外れというわけでも無いのだが。いつも通り、嫌にならない範囲でのんびりゆっくりやっていきましょう。
また、ルルアと並行しているため攻略速度は遅くなるのはご愛敬。ルルアもルルアでかなり面白くなってきているので、こちらもやめられない。クラッシュで濁った心を、ルルアで癒すというサイクルが続くことになるんですかね。ラートム。
続く。