幾つもの夜を乗り越えた嘘
なんとなく思いついたので、これからは毎月遊んだソフトをまとめていこうと思いました。なので、今から過去に精神を巻き戻してゲームの追体験をしながら、ゲームの感想を書いていきます。よろしくお願いします。今回は、2021年1月に遊んだソフトの感想をサラッと書いていきます。朧気な記憶だろうが関係ねぇ。わしは書くぞ。やるったらやる。こうなっちまった俺はもう誰にも止められねぇ!
〇が良かった点で、×が悪かった点。()内の数字は個人的な楽しめた指数。評価ではなく、単に”いかに楽しめたか”という数字であることは強調しておきたい。
DMC5SE(9.5/10)
〇.ハイスピードでテクニカルなコンボ要素
〇.ちょっぱやロード時間
×.カメラとロックオン周りの不親切さ
一発目はこれ。言うまでも無く名作。あくまで個人的な感想だが。
コンボゲーが好きな人間はまずこれを遊べ。極めて数が多いアクションに、エネステを絡めたテクニックを織り交ぜてとにかく華麗に決めるゲーム。アクションとしても出来が良いには良いのだが、やはり真骨頂はコンボ構築という遊び部分だと思う。誇張抜きにずっと遊べる。
カメラとロックオンがうんこ極まっている意外に目立った不満は無く、PS5ならではの爆速ロードで全てが快適。PS4版はロードがとても短いとは言えなかったので、そこが改善されたのは非常に大きい。
攻略:
ライザ2(2/10)
〇.シンプルながらもやり甲斐のある錬金
×.風船顔
×.面白みのないシナリオとキャライベント
×.不自然かつ露骨なエロス
×.マンネリしやすい戦闘
個人的に、今のところ2021に遊んだソフトの中で一番ガッカリしたソフト。とにかくアトリエっぽくない。名前だけ借りてきたアトリエの皮を被った何か。錬金システム自体はすっきりとしていて好感触だったが、それ以外がてんでダメ。
風船顔と揶揄された残念なグラ、いまいち感情移入が出来ないシナリオ周り、「エロゲー展開でも狙ってんのか?」って思えてしまうレベルのいやらしいカメラアングルや濡れグラ等のエロ要素、ひたすらAPが溜まるのを待つだけの単調な戦闘…と、パッと思い返すだけでも不満の方が圧倒的に多かった。次回作がライザ3なら発売日に特攻はしない予定。
アーシャあたりからアトリエは発売日に買い続けてきた筆者だったが、ライザ1,2と微妙なものが続いてしまうと流石に冷めましたね。持ち味が無くなったB級タイトルは、それだけで結局凡ゲーかそれ以下に落ちてしまうということを証明してくれた作品。
てか、開発が迷走し過ぎ。アトリエシリーズというものを一回見つめ直してほしい。特にエロ要素。可愛い要素は必要不可欠だが、露骨なエロは要らんし冷める。こういう普通のCSゲーのエロ要素って、基本的にユーザーが勝手に見つけて勝手に盛り上がるものでしょうに…なんでメーカー自身がそこを売りにしちゃうかな……そっちに媚びてるのが丸見えで気持ち悪かった。そういうのはこのシリーズで求めてません。カグラとかそういうのでやってくれって感じ。あれは元々がそういうコンセプトだから全然問題ないんだよ。それをなんで勘違いするかねぇ…
まぁ、迷走したら落ちぶれるゲームなんてこのシリーズに限った話でもないですけどね。最近のFFとかそれの典型だし。
攻略:
Maneater(6/10)
〇.奇抜で奇特なテーマ
〇.そのテーマの割には操作性が悪くない
×.全てが単調
×.エラー落ちの多さ
2021年1月のフリプに来ていた鮫ゲー。
「SharkRPG」とかいうわけのわからないジャンルで一世を風靡した(したのか?)謎作。ハンターに母親を殺された鮫が、復讐を果たすまでの過程をドキュメント番組風に進めていくゲームだが、これが意外と楽しめた。
鮫と海洋生物をテーマにしたギャグ調のノリと、食物連鎖と成長を表現したなんとも独特なゲーム性が少々ツボだった。ゲーム自体も簡単なので、軽くつまめて楽しめるという、ある意味インディーゲーのお手本のような作品。
ただ、滅茶苦茶ゲーム性が単調なので、飽きる人は2つ目の地区でもう飽きる。全部で7,8地区ぐらいあったはずだが、もうその時点で飽きが来てしまう。
結局、どこへ行っても同じロケーションイベントをやって、いくらゲームが進んでも変わり映えのしない戦闘をやらされて、話が進んだら次の地区へ進んで同じことの繰り返し。そりゃ飽きる。なので、そういう意味では人を選びそう。
あとエラー落ちが多い。オートセーブがあるからそこまで深刻ではないかもしれないが、そういう問題ではないのは言うまでもない。”エラーが無い”のはゲームという商品を名乗る最低条件の一つだと思っている人間なので、エラーを無くすよう努めるのは当然。完全に無くすのは無理というのも当然理解しているが、それを言い訳にするのはタブー。ダメな点を「仕方ないじゃん?」で開き直る奴がどこにいるって話である。
攻略:
ASTRO's PLAYROOM(8/10)
〇.PSの歴史を振り返れるファンサービスに満ち満ちた世界観
〇.PS5のコントローラー(デュアルセンス)のチュートリアルができる
〇.親切なヒントとゲーム設計
〇.無料
PS5を購入したら、まず先に遊んでもいいと言えるぐらい良質なソフト。PS5にプリインストールされているので、PS5を購入した時点で誰でも無料で遊ぶことが可能。
内容自体はただのジャンプアクションであるのだが、ゲームの要所要所でPSにまつわる作品や周辺機器、更には歴代の本体まで出現と、まさにファン向けの作品となっている。
懐かしさに満ち溢れており、ゲーム内容自体も良好、PS5の機能と性能を知るに十分な仕様周り、と正に文句なしの作品。このクォリティのソフトが無料で遊べるってんだから、やっぱりPS5さんはすごいや。
攻略:
書いてねぇ!(本気で忘れてたが、PS5にあるヘルプ機能で全て解決できるので不要っちゃ不要だよね)
Relicta(9.5/10)
〇.シンプルながらも仕組みが分かりやすいパズル
〇.程よい難易度
×.ちょいちょい遭遇するバグ
個人的に、今まで遊んできたパズルゲーの中でもかなり楽しめた作品。
テトリスやルミネス等の落ちものパズルではなく、ポータルのような3Dの立体パズル?とでも言うべきタイトルだろうか。磁力と重力という、専門的な知識を必要としない原理でしか成立していないパズルなので、ギミック自体の理解はかなりしやすい。なので、誰でもすぐに遊べるようになると思う。
そんなシンプルさを持ちながらも、考えさせられてしまう問題は多々存在しており、実に悩み甲斐のあるゲームだった。ちゃんと考えれば答えに辿り着くのも難しく無いしね。考えて考えて地道に進めていったパズルが、最終的に自分の意図した通りに動いて解決していく様を見るのは非常に爽快であり、アクションやRPGとはまた異なった気持ちよさがある。
エラーやバグがちょいちょい出てくるぐらいしか不満が無く、個人的な評価はかなり高かったソフト。
攻略:
ラストレムナントリマスター(3/10)※未クリア
〇.独特な戦闘システム
×.ランダム要素の強い戦闘システム
×.ゲーム側から提供される情報が極めて不足している
クリアしていないが、良くも悪くも尖っているRPGというのはよく伝わったゲーム。
個人的には、その”尖り”が悪い方に向いてしまっていたかな、という印象であり、あまりのめり込めなかった。 とにかく運要素が強く、戦略性が高そうで実はそうでもない。「どの部隊を囮に」とか、「どの部隊を後衛に」、「このターンは素早さが高いこの部隊に回復を任せる」、とかその辺の戦術の構築が出来そうで出来ないのがまた不満。
その為、どの部隊にどの程度攻撃が行ってしまうのかが分からない、行動順が事前に見えないためそのターンによって順番がバラバラ、命中率も見えないので思わぬところで攻撃を外しまくって思い通り処理が出来ない、特定の行動の指示がその時々によって出てくる時と出てこない時がある、同じ戦略でも運次第であっさり勝てたり速攻で全滅したりする…など、とにかく確定要素が少なく、また先の展開が分かりにくいため”よく分からない”という感想が常に付きまとっていた。
基本的なシステムの説明も非常に足りておらず、急に告知が来るものの何の説明が無いためにその意味が分からなかったということすらある始末。ネットで調べてください?なんでゲームをしてるのに、基本的なシステムを理解する為にネット検索を挟まないとならないの?なんでユーザーがそこで手間を食わないとならないの?その辺ちょっとズレてると思いました。
以上が、2021年1月に遊んだソフトらしい。遊んだソフトの本数が6本であり、更に完遂率が5/6と非常に高く、モチベが高かったのが良く分かる。ボリュームがあまりないソフトが多かったというのも勿論あるが、それを差し引いても筆者にしてはなかなかにハイペースだったと思う。このペースを一年中維持できていれば、もっと色々捗りそうなんだけどなぁ…2月は1月に比べて渋かった記憶しかないので、あんまり感想記事としては面白いものにはならなさそうな気がするが、強く生きましょう。
2021年2月に続く。