新たなヒカリに会いに行こう
luminous…「輝く、光る」の意。アイマスで学ぶ英単語。
スターリットが”星明り”ならば、ルミナスは”輝き”を意味する言葉らしい。
アイドルとは、とにかく”光”と”輝き”が全てだと言わんばかりの言葉揃い。漆黒を歩き続けてきた日陰者には縁の無い世界だねぇ!
9月から再開。
夏の合宿と心白の問題解決が終了し、気分は新生なルミナス諸君。相互理解と絆が深まり、団結力は一層増したご様子。みんな楽しそうでおじさん嬉しいよ。
が、しかし。スターリットシーズンも後半戦に突入したので、これからはより気を引き締めて行かなければならない。
問題が解決しようが仲良くなろうが、依然としてスターリットシーズンというイベントは進行し続けており、どんどんその競争も激化している。
せっかく仲良くなったのにここで脱落…なんて悲しいオチにならないよう気を付けなければならない。
実際、この8,9月は難易度が飛躍的に上昇しているように感じられた。
ステージのノルマが一気に厳しくなっており、適当にやっているとノルマまでスコアが全然届かない。
きちんと育成とスキル習得をこなし、編成も吟味していかなければ普通にゲームオーバーになりそうな感じ。
ネットを見てみても、この辺で詰んでしまう人もちらほらいるようであり、やはりここが難所というのは間違いないようだ。誰だこのゲームを「ゆるく遊べそう」とか言ってた奴。
そもそも芸能界での”生き残り”を懸けたゲームがゆるいわけねぇだろ…生き残りを何だと思っているんだ?英語で言えば「survival」だよ?ドイツ語で言えば「überleben」だよ?読めねぇ。
そんなプレイヤーの苦労とは無関係に、ストーリーは進行していく。
8月の月末ライブの成功以降、ルミナスの世間的人気が急激に上昇しているが、それを見て良しとは思わない女の子が一人。
そう、亜夜である。心白と昔にユニットを組み、そして心白が去る形でそれが解散してしまった亜夜としては、やはり思う所がある模様。
ルミナスでの活躍を続け、その勢いを日に日に増していく心白。それに対し、苛立ちを募らせる亜夜。
ディアマントのメンバーに心配されつつも、なんとか活動を続けていく姿は痛ましくも健気で逞しさを感じる。アイドルやってるだけあって、年齢以上にメンタルがタフですげぇや。
そして場面は変わる。月末のステージを終えて一人外に出て、心白の現状に怒りを露わにする亜夜のシーン。
「なぜ私とのユニットではだめだったのか?」「急にいなくなったかと思えば、別のユニットで敵として立ちはだかることは許せない。」
様々な感情を一人で吐き出すが、最終的にたどり着いたのは「結局自分は心白とどうしたかったんだっけ?」という自問。
残念ながら、この問いに対する答えは、この場では出すことが出来なかった。
この辺から、亜夜が結構かわいそうだった。事情が事情であり、心白がいなくなってからも一人で裏方を続けてこの業界にしがみついてきたという経歴もあるので、なんというか…女子高生が一人で抱えるには酷な話だなぁと思いました。若い頃の心の傷って、大人になった後に思わぬ形で響いてくるから気を付けてね。おっさんの老婆心。
というところで9月が終了。
仲間に囲まれて成長を続ける心白と、精神的にも立場的にも孤立が始まり、独りで追い込まれていく亜夜…という二人の対比が印象的な終わり。
ゲーム難易度的にもストーリー的にも、色々と濃い月だった。まぁ、難しいとは言っても、新しいシステムをきちんと使えばそこまで苦労することは無かったのだが…。
いかんせん、そのシステムがどれだけ重要で強力であるということまでは分からなかったので、それを利用するという発想に至るまでに少しじかんがかかってしまった。
ここで詰んでしまったそこの君。ヒントは「ユニゾンチャージ」だぞ!てか、ユニゾンチャージさえ使えれば、ここから先はラスト以外は無双状態になるぐらい簡単です。
…「『ユニゾンチャージ』を覚えられるほどアイドルの育成が出来ていない」だって?
よし、諦めて「NEW GAME」だ!
そして10月へ突入。
10月は、月末に大きな選考ステージがある月であるので気合を入れていかなければならない。いや、まぁぶっちゃけ毎月気合を入れないと勝ち残れないゲームなんだけどさ。
10月になっても、亜夜の調子は上がらない様子。それどころか、悪化しているようにすら見受けられる。見ていて心が痛い。今、亜夜は全くの孤独!ほんのちょっぴりでも与えてやりてえ、生きる希望をよ…!唐突なスピードワゴン。
そんなディアマント組の苦労など知る由もなく、呑気に日々を謳歌するルミナス諸君。そのブレなさが君の持ち味だと私は思うよ、蘭子君。かわいい。
不調が続く亜夜を見かねてか、ついにディアマントメンバーの二人からも救援要請が来る。
「このままでは、亜夜が潰れてしまいかねない…」というディアマント側の事情と、「亜夜ともう一度きちんと話をしたい」という心白の希望、そして「アイドルは他所の事務所の子だろうが助けたい」というプロデューサー自身の願望が合わさり、協力して亜夜を助けることに決定。様子を見て、心白と亜夜の二人で会話する場を設けることに。
で、プロデューサーお立会いの下、二人で会話をすることに。
和解どころか変な刺激をしてしまったまであったものの、ここの会話を聞いたおかげでユニットを組んでいた頃の二人に起きた事件の全容が明らかになった。
流れを書くとこんな感じ。※ハイパーネタバレ注意。
961プロにて亜夜&心白でユニットを組む
↓
心白はダンスや演技が極めて上手だが、”自分の表現”が出来ない人間。つまり、他人の模倣によるパフォーマンスしかできない
↓
「アイドルとは常に”今日”を超えていくもの。このままではアイドルとしての成長ができず、相方である亜夜に迷惑がかかる。心白にアイドルをやめさせよう。」by心白ママ
↓
心白、これを承諾。アイドルをやめることに
↓
心白がアイドルをやめるタイミングで、亜夜がステージで失敗をする
↓
心白、アイドルをやめる。それに伴いユニット解散。
↓
亜夜「ユニットの解散、私のせいじゃね…?」
という流れらしい。
要は、ただのすれ違い。心白がアイドルをやめる時に、一言説明があれば問題にはならなかったレベルのすれ違い。
黒井社長といい”大女優様”の心白ママといい、なんでその辺に気を遣えなかったのか。大人が無能だったんだなぁという感想が先行してしまった。そう考えると、より一層亜夜がかわいそうに見えてくる。
なんとか言葉を交わして和解を試みる心白だったが、心を閉ざしてしまった亜夜には何を言っても逆効果であった。
が、「ステージの上では対等に話せる」的なことを言っていたので、まぁ多分次の選考会とかでステージに立てば何か変わるでしょう…。
ということで、月末ステージに向けてより一層レッスンを頑張ることを誓う心白ちゃんなのでした。
これでこの場面は一旦終わり。
心白自身もゲーム前半では影を背負っていただけに、その影を分けた存在とも言える亜夜を、心白自身が助けようとしている姿勢は健気で微笑ましい。
心白は、ルミナスメンバーやプロデューサーとの交流によってその影が祓われたが、亜夜を同じように助けることは出来るのだろうか?乞うご期待。
おっと!ここでシリアスな空気が漂うハロウィンに、笑顔と安らぎをもたらす天使のご登場だァ!
亜夜関係でシリアスなシーンが多いが、かと言って明るいイベントが無いわけでもない。
キャラ毎のコミュや、ルミナスメンバーのイベントは相変わらず明るいシーンが多い。この安心感たるや。ウチの子はみんないい子です。
キャラによっては、この辺りから「絆ステージ」という名目で個別ステージをやる必要性も出てくる。
個別ステージという事で難しそうな印象を持ってしまいがちだが、なんとこちらは驚くほど簡単。有情。
この優しさを、もうちょっとだけ本編の難易度に分けてくれりゃあもっと多くのプレイヤーたちが幸せになれたかもしれねぇのに…!
そんなこんなで月末ステージに到達。この月の月末ステージは、「フェス」という形式で行われる模様。
と言っても、ただライバルよりもスコアを多く稼げれば勝ちという分かりやすいルールであるのだが。
で、もちろん我がルミナス軍は余裕の勝利を収める。ごめんな、もうその辺の有象無象のアイドルなんて敵じゃないんだわ。強くなり過ぎちまったな、ウチら。最強は、いつでも孤高にして孤独である。
そんな好調なルミナスと心白を見て、ステージ直前にも関わらず体調を崩してしまう亜夜。
結局、月末ステージには亜夜だけ欠場という大きな失態を犯してしまう。
それでも、審査を通過して次の月へと進む切符を手に入れるディアマント。いや、マジで他の二人が化け物過ぎるわ。
体調を崩した亜夜の下へ駆けて行く心白。しかし、当然のように拒まれてしまう。
…が、今度は流石に退くことを選ばない。
昔のことを引き合いに、より語気を強める亜夜。過去の相方同士による軽い衝突が発生してしまう。
いやー、青春っすね。自分がプロデューサーだったら、きっと腕組んで無言で頷いてると思う。若い内はこういうのも必要だよ。うん。ただの野次馬。
結果的に、ステージで決着をつける…ということで、知り合いのステージを急遽借りてバトる展開に発展。
ステージで戦うって…どういうこと?いや、考えるな。感じろ。筆者の内に秘められた、PS(「Producer Sense」の略)を極限まで高めれば、きっと魂が理解するはず。結局よく分からなかった。
「二人が同じステージに立ち、パフォーマンスのバトルをする」という感じの描写だったので、多分そういう事だったのだろう。近しいもので言えば、ダンスバトルが該当すると思う。
で、一通りやることをやったらジャッジ。審判は、ワタクシプロデューサーでしたが…結果は「引き分け」。まぁそうなるよね。
最近は焦りや苛立ちを感じていた亜夜だったが、結局はきちんと心白に追いつけるぐらいには頑張れていたという事である。
結果に納得のいかない様子を見せる亜夜だったが、それと同時に心白とユニットを組んでいた頃を思い出す。
それを思い出したら、心白に対する本当の思いに気が付いたらしい。
結局、「アイドルとしての技能が自分より上だった心白に認められたかった」だけだったとのこと。そんな感じのことだと思ったよ。
まぁ、亜夜の事情が事情だっただけに、こうなってしまうのも理解できてしまうのだが。
あんな最低な別れ方をしてしまったら、そりゃ悪い方向に感情が引きずられていくに決まってるんだよなぁ…
そして、周りに流されるままルミナスに入った心白を見た際の心情を赤裸々に告白する亜夜。
そして、流れるようになじられるプレイヤー。どうやら、乙女の胸の内を知る資格はまだなかったようだ。
ともあれ、心白を取り巻く最後のわだかまりがこれで解消された。
心白だけではなく、ライバルの亜夜まで救ってしまうとは…あたしゃもうちょっとしたメシア気分だよ。
で、バトルが終わった後の961プロ。黒井社長と亜夜の対談が描写されている。
酷く機嫌の悪い黒井社長だったが、亜夜からの謝罪とディアマントメンバー直々の要望を受け「もう一度だけディアマントで活動するチャンスをやろう」という厳しい言葉と叱咤を授ける。
「次は無い」だの「こんなへまをする人間は961プロには要らない」だのと、辛辣な言葉を亜夜に投げまくっていた黒井社長…だったが。
困難を乗り越えユニットの結束は深まり、改めて意思を強固なものとした3人を見て、どこか嬉しそうな様子を見せるのであった。裏でかなり苦労しているみたいだし、あんたも漢だよ。うん。
激動の10月が終了。物語は佳境へ…
といったところで今回はここまで。
本当は、もうクリアして真ENDも見てプラチナトロフィーも取ってるんだけど、例の如くプレイ日記をほったらかしていた。だって面白くて止まらなかったんだもん。
途中まで日記を書いておいてほったらかすのはアレなので、とりあえずクリアまでは日記を早く書いちゃいたいところ。
次に遊ぶソフトは考え中…だけど、ヴァルキリーエリュシオンがもうすぐそこまで来ているので、あんまり考える必要も無いかなという感じ。
その間の暇つぶし候補としては、PS+エクストラに来ていた「ゴーストリコンワイルドランズ」か「デスループ」のどっちかにしようかなぁと考えているが…どうするかはまだ未定。
セールで買ったマニフォールドガーデンとかもやりたいんだけどね。
でも、今はアクションとかTPSみたいな、動きのあるゲームがやりたいんだよな…どうしようね。
続く。