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【プレイ日記】 Have a Nice Death

 

この世は二つに一つ

 

 

更新が滞りまくっているので、ここで一つ濁す記事を。

最近、「Have a Nice Death」というソフトを遊んだので、ちょいとプレイ日記を残す。

今作は、PS系列にはまだ来ておらず、Steamとswitchでのみ販売されているソフトである。フレンドが「気になっている」と言っていたので、人柱として遊んでみたってだけ。

ちなみに、「PSには”まだ”来ていない」と勝手に言ったが、PSで販売するかどうかはまだ未定の模様。

しかし、昨今のインディーゲーの販売状況を見ていると…switchとSteamの時限独占的なものが多いように見受けられるので、「どうせこれも後で来るっしょ^^」と勝手に予想しています。

「エンダーリリーズ」「HADES」といった、話題になったインディーゲーは、大体遅れてでもPSにも来ているんでね。多分これもそうなるでしょう。そうならなかったとししても、当ブログは一切の責任を負いません。

 

 

 

 

 

で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これって何ゲーなん?」って話。

ざっくりと言えば、「ローグライト+2DACT」って感じ。大まかなゲーム性としては、「20XX」のそれに近い。20XXは名作なので、みんな遊ぶように。

挑戦する度にステージやアイテムが変わり、キャラのパラメータや武器が変わるというアレ。死んでしまったら、手に入れたアイテムが全て消失するのも同じ。まぁこの辺は説明不要か。

 

 

 

スピード感溢れるアクションと、遊ぶ度にステージや手に入るアイテムが変わるという、今となっては王道ジャンルの一つとなってしまったローグライトだが、まぁ無難に楽しいよね。

アクションの出来と操作性も良好であり、ストレス無くサクサク戦えるのも良し。最近のインディーゲーは、きちんと中身が仕上がっている物が多くてその進化っぷりに驚かされますわね。良いことだ。

 

 

 

 

 

個性豊かで多彩な武器の他、プレイヤーに永続的な強化バフがかかる「呪い」システムも完備。これまたお約束。で、強力な呪いには悪い副作用的なデバフが付きまとっているのもお約束。

「この辺は、もはやあって当然だよね」というところは、きちんと押さえられている印象。

 

 

 


で、多分今作一番の目玉要素。キャラのやり取りと、可愛いアニメーション。

キャラデザはいい感じにデフォルメされていて、この辺は海外アニメっぽい印象を受ける。好きな人は好きそう。

特に、オープニングムービーは主人公の死神のこれまでと、このゲーム開始に至るまでの軌跡がコミカルに描かれているので、見る価値は十分にアリ。

 

 

 

ちなみにストーリーだが、ざっくり書くと…

 

 

ある日、死に際の人間の元に訪れ、魂を刈り取る仕事をこなす死神(主人公)がいた。

人口が増加するにつれ、死神の仕事も増加。

死神、一人では仕事が手に負えなくなってしまったので、会社を立ち上げる(社名:Death.Inc)

魂を刈り取る現場仕事は社員が、書類仕事は死神本人がそれぞれ請け負う。

最初は順調だったが、徐々に書類が溜まっていってしまい、結局回らなくなる。

死神、あまりの負荷に怒り爆発。「そもそも、ここまで書類が溜まるのはおかしい」と、サボっているであろう社員共を直にシバきに行くことを決意。←ゲームスタート!

 

 

…ということらしい。

死神は、本編ではちっこくてかわいいドクロちゃん撲殺天使じゃないよだが、OPムービーの最初ではもっと大きい身体の死神らしい風体をしていた。

が、あまりの疲労とストレスに、ここまで消耗してしまったっぽい。かわいそう。でもこっちの方が可愛い。

タイトルにもあるが、「死」という言葉が良く飛び交うゲームなので、物騒なソフトという印象を持たれるかもしれない。

が、しかし。設定やストーリーを見て分かるように、中身はかなりコミカルで面白おかしい方向性をしている。なので、「人を選ばず話や雰囲気は楽しめるんじゃないかな?」という感じはある。

 

 

 

 

こんな感じのゲーム。不満はある。中々の人数がレビュー内で言及していたが、とにかく回復が少ない。

ただ出にくいだけならまだしも、回復量もかなりしょっぱい。おまけに、回復の仕様に少し癖がある。

ざっくりと言えば、専用のアイテムじゃないと回復しないダメージと、それ以外のアイテムでも回復できるダメージの二つがあるという感じ。ただでさえ回復が出ないのに、その回復の中で更に二種類に分けられているので、とにかく回復周りがタイト過ぎる。

敵から受けるダメージも小さくは無いし、守備行動に相当するアクションは回避しかない。なので、慣れるまでは結構シビアなゲームバランスをしている。

まぁ、死んでポイントやお金を増やす度に色々な要素が解禁されていくので、「死にまくってもとにかく根気よく遊び続けてくださいね」ということなのかもしれないが…この辺はもうちょい遊んで確かめる必要があるか。

 

 

 

 

 

あとは…あれかな。新鮮味がちょっと薄いかな。キャラやストーリーは面白いけど、ゲーム性は見慣れた感じがあって、遊んでいて衝撃を受ける場面があんまり無い。

見た目や名称が違うだけで、どこかで見たようなシステムが多いし、もう少しオリジナル要素があるとハマれそうかも。まぁ、変に尖った要素を入れてしまって、その結果ゲーム内容が破綻してしまうよりかはマシなのかな。良く言えば手堅い。悪く言えば特徴が無い。

 

 

 

ともあれ、それ以外では現状だと特に不満を感じていないので、良作っぽい雰囲気はある。興味があれば触ってみてもいいと思う。「PSしか持ってないから遊べない」って?多分その内来るから待ってなァ!

 

 

 

 

終わり。