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【プレイ日記】 Wolfenstein II:The New Colossus (4)

ウルフェンシュタインII:ザ ニューコロッサス 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

 

忍耐の丸薬

 

 ウルフェンシュタイン2を進行。絶賛「人生一度きり」に挑戦中。難しい…が、不思議と嫌な気持ちは無い。むしろ楽しい。攻略法を徐々に確立させ、少しずつ確実に詰めていく感じ…悪くない。が、この気持ちがいつまで続くかが少し不安でもある。今のところは楽しめているが…これが何週間も続くと流石に辛くなってそう。そうはならないためにも、極力早め早めにクリアを心掛けていきたいところだが…

 

 

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そんな人生一度きりだが、何度か挑んでいればその内死ぬことに慣れてくる。最初こそ死んだ時のショックがかなり大きいが、人間とは不思議なもので何度も経験してしまうとその衝撃にも慣れてしまう。最初の方は「ふえぇ…」って感じだったけど、後半はもう「はいはい^^」っていう感情しか湧いてこなかった。それぐらいあっさり割り切れるようになる。失敗を嘆くのはいいけど、それよりも次に同じ失敗を繰り返さないようきっちりその箇所の練習をしておく方が大事。本当はこの難易度に挑む前に、全ての心配な箇所を万全にしておくべきなんですけどね。どうしても早まって挑戦してしまった。これからこのトロフィーに挑む人がいるのであれば、「俺は死神!」を5週ぐらいノーデスでクリアできるようになってから挑むことをおススメする。それぐらいやっておけば、やっぱり安定感が違うと思う。あと、それだけやれば嫌でもルートと戦略は覚えるでしょう。本番で少しミスった時も、アドリブがきくようになると思うし。練習した分だけ本番での成功率が上がるのは言うまでもないが、挑戦する内容がやっぱりヘヴィ過ぎるので、万全過ぎるぐらいの練習がちょうどいいと思う。

 

 

以下、今のところ筆者が死んだポイント。

 

  1. ゲーム開始直後、一人目の敵。(1敗)
  2. マンハッタン、地下鉄エリア突入後に出る犬群。(1敗)
  3. ロズウェル、列車に飛び降りるショートカットジャンプ失敗(2敗)
  4. OPステージ、魚雷管的なものを下った先での銃撃戦(3敗)
  5. マンハッタン、建物に入った直後の大群(2敗)
  6. オースメルツァー(1回目)、手榴弾を投げて降りた直後の敵(1敗)
  7. マンハッタン、ペントハウス内での籠城戦(1敗)
  8. ロズウェル、列車内での駆け抜け失敗(3敗)
  9. ロズウェル、リフト後の駆け抜け失敗(1敗)
  10. ロズウェル、核弾頭投入後のレーザークラフトワークのチャージ失敗(1敗)
  11. 農場、最後の鉤爪を取り外し失敗(2敗)
  12. OPステージ、3人目の敵(2敗)
  13. OPステージ、歯車に乗った後に出てくる敵2人(2敗)
  14. ロズウェル、リフトのレールに飛び乗り失敗(1敗)
  15. 裁判所、後半突入直後に犬に食い殺される(1敗)
  16. マンハッタン(2回目)、突入直後の放射能エリア(1敗)
  17. ニューオーリンズ、パンツァーハウンドが解放されてから駆け抜けるシーン(1敗)
  18. 金星、制御室的な部屋でなぜかロボに挟まれ死亡(1敗)
  19. ロズウェル、最後の脱出シーンでなぜかボンベが爆発して死亡(1敗)
  20. 金星、基地に入って一回目の高熱地帯で、なぜか速攻でロボに絡まれる(1敗)

 

 

うん、多すぎる。こんなに失敗するぐらいだったら、最初からもっと万全な状態でやれよと言いたい人も多いのではなかろうか?たしかにその通りである。実際、練習不足で死ぬところもあったし、そういったところでの失敗は大いに反省するべきだったと思う。ただ、問題はそれ以外の所での失敗。それらの所でのデスは、いわゆるイレギュラーな事態に直面してのデスであり、要はその箇所では不確定要素が存在してしまっているという事。これが質が悪い上にかなり多くて厄介。この都合上、嫌でも怪しい箇所が複数できてしまい、更にそれらを通しでかつ一発で成功させなければならない。なるほど、たしかにこれは厳しい。所詮はパターンが一定であるFPSなため、ある程度のパターン化は簡単に出来るのかと思いきや、思いのほか運要素が強く絡む。その上、リトライが恐ろしく長い。そう、リトライが長いのである。特に、OPイベント。飛ばせないイベントが多数あり、それだけでも10分近くかかる。せめて全てのイベントが飛ばせれば良かったのになぁ…OPステージで死ぬことが結構多いので、尚更そう思う。更に、後半まで行っても死んだらまた最初からなので、そこまで行くのにまた2,3時間かかる。なげぇ…つれぇ……

 

 

そして、ここまで挑戦して一つ過ちに気が付く。それは、攻略の参考にしている動画が悪いという事。筆者は、スピードランの動画を最初に参考にしていたのだが、これが今思えば間違いだった。スピードラン動画は、とんでもないルートを使ってとんでもない速度で攻略していく凄まじい動画であり、参考になる点はたしかにある。が、かなり多くの箇所ではリスキーなルートや戦略を取っているため、全てを真似ようとするとほとんどの確率でどこかで失敗をする。なので、単純なクリアを目指すだけのプレイでは、参考にし過ぎてはいけない…という事に今更気が付いた。「いや、おせぇよ^^;」と思うかもしれない。実際、本番に挑戦する前に何回か通しで練習はしていたのだが、その時から既に安定しない箇所はいくつかあった。じゃあその時点できちんと修正して安定な方法を編み出せよ…と言いたいところだが、何度か練習して成功してしまうと、なぜか「これで行けるな!」という謎の自信が溢れてしまう。この自信がかなり厄介で、実際にやってみるとこれが全然ダメ。結局、挑戦する度に違うところで順調に失敗していき、その度にスピードラン動画ではなく違うクリア動画を見るて参考にするか、自己流で安定する攻略法を編み出すかの2択になってしまう。攻略法を編み出すのは楽しくていいんだけど、やる度に違うどこかしらで失敗してしまうので、毎度毎度長ったるいチャレンジをして失敗点を見出し、それからその点を修正するというのが面倒くさい。これなら、最初から普通のクリア動画を参考にルート構築と練習をして、安定重視のプレイングを出来るようにしておくべきだった。まぁ、どうせその通りに練習をしても、どこかしらで失敗しまくってやり直しをしまくる羽目になるのは変わらなかったかもしれないが…それでも、今よりはマシだったんじゃなかろうか。てか…

 

 

 

 

 

 

 

もっと練習して突き詰めてからやれよ。

 

 

 

 

 

 

 

本当にそう思います。でもさ、何回も練習してるとなんか自信が付いちゃったんだよね。しょうがないね。このチャレンジにおいて最も大きな障害は、もしかしたら己の慢心なのかもしれない。

 

 

といったところで今回はここまで。結構厳しい。が、無理ゲーでもない感じ。多分今年中には終われると思う。このまま熱が冷めなければ、の話だが。まぁ大丈夫でしょう。てか、冷める前に終わらせないとルートとか忘れてまた練習が面倒になると思う。それは避けたいね…あと、個人的に早くコンプしてしまいたいというのもある。なぜかって?それは、今後沢山出るであろう注目作を心置きなく進めたいからであるよ。おそらく、このソフトを抱えたまま新作達を購入しても、このソフトの存在がチラついてあまり集中できないんじゃないかと思う。それぐらい結構夢中になっている。良い意味でね。ただ、内容が内容なだけに一回挑戦するには大きな時間を要するし、これと並行して何かのソフトをプレイするというのは結構難しい。練習するだけも大きな時間を取られるし、本番に挑むとなると更に時間を取られる。何より、じっくりとプレイして確実に馴染ませていかないとクリアに近づけない。ここまで真剣にゲーム攻略に向き合うのって久しぶりだな…高難易度ながらもある程度の動きができればコンプできたディシディア脳死作業で耐え忍ぶだけだったSO4リマスター。どちらも今年コンプしたソフトだが、この二つとは難易度の質が異なっている気がする。この二つは時間をかければ徐々にコンプまで近づける設計をしていたが、ウルフェンシュタイン2はそれとは違う。時間をかけても、一つの山を越えられなければ全くの意味をなさない。そこが厳しくもあり、楽しくもある。どちらの方がコンプが難しいのかと言えば…どうなんでしょうね。ぶっちゃけ、ウルフェンシュタイン2の方がコンプできる人を選びそうな感じがするけど…ただ、こちらは作業やボリュームが無いので、上手い人ならばすぐに終えられると思う。筆者は下手糞なのでこの有様だが、FPSに慣れている人やゲームが上手い人ならばこんなに苦労せずに数日でコンプできてしまうのではなかろうか。最速コンプの記録って何日なんだろ?少し気になる。

そして、オトモソフト。今書いた通り、何かと並行するのは厳しそうなので一旦他のソフトは忘れる。高難易度ものを進行しながら他ゲーをやらないのって結構珍しい気がする。それぐらいおかしいんですね、この作品。でも楽しい。 ほんと、ゲームとしての出来は良いと思う。トロフィー抜きにおすすめできる。

 

 

 続く。