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【プレイ日記】 FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE (5)

ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ

 

50% 

 

引き続きFF12を進行。プラチナを取得し、このゲームを終えることができた。正直もっと時間がかかるものと思っていたが、倍速モードのおかげか予想をかなり下回る時間で進められた。それ以上に、筆者がこのゲームにはまりすぎてずっとプレイしていたのも大きいか。だって面白いんだもん。久々に夜更かしをしたり、休日は一日中ゲームをするというプレイングを発揮していた。名作はいつプレイしても名作。世間の風評に騙されず、RPG好きなら迷わずプレイ。きっと後悔することは無いと思われる。

 

 

デスゲイズ(ランクHのモブ)を撃破したところから再開。レベルと装備の質が上がり、ある程度の敵なら倒せるようになったのだったか。このままゲームクリアに向かってもいいのだが、ゲームクリアのトロフィーは最後に回したいと考えているので引き続きやりこみ要素を消化していくことにする。

まずは、結構たまっていたモブを消化することに。SランクとHランクの弱い方なら十分勝てるようになっているので、それらの制覇を目指していく。

 

 

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その過程で、バッガモナンと遭遇。そしてこれを撃破。こちらのレベルが上がりすぎていたのか、かなり弱かった。バルフレアの天敵もあっけないものよ。バルフレア達にやられたバッガモナンは、最後に高所から砂の海に落下していき消息を絶った。眠れ、安らかに。

ある程度モブを消化すると、とうとう行き詰って来たのでサブダンジョンの攻略を再開する…のだが、こちらも行き詰ってしまった。なので、レベル上げも兼ねてハントカタログ埋めを開始。ハントカタログとは、要はモンスター図鑑のようなものであり、倒したモンスターの名前や詳細な情報をまとめたものである。これを全て埋めるというトロフィーがあるので、それに向けて様々な地へ行きまくる。幸い、レアモンスターの出現条件などは全て判明していたので、作業感はあったものの苦労することなく進めることができた。

ある程度レベルが上がってくると、モブ狩りを再開する。とりあえずということで、ランクHの中堅あたりを狙ってレッツラゴー。

 

 

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というわけでギルガメッシュを撃破。こちらはモブにしては珍しく、二回戦ある敵。一回戦の強さは大したことはなかったのだが、二回戦目はなかなかの強さだった。若干苦戦しつつもなんとか勝利し、更にレアな源氏装備も盗むことができた。しかし、装備できるキャラはライセンスの都合上わずか二人のみ。少ねぇ。上手く活用できるのだろうか。

ランクH中堅あたりのギルガメッシュを撃破できたので、「これはもしかしたら結構強いところまで行けるのでは?」という考えに至る。ということで、最難関ダンジョンの一つであるヘネ魔石鉱の深部に突撃。 このダンジョンの奥では、最強の召喚獣であるゾディアークが待っている。例によってそいつを撃破すればその力を我が物にできるので、これは滾らずにはいられない。 ダンジョンの入り口あたりで数体の雑魚と戦ってみた結果、行けなくもなさそうだったので探索を続行。行ってやるぜ、ヘネ魔石鉱。

道中、いくつかレアなアイテムを拾ったり、更には強力な魔法も入手できたりと苦しくもウハウハな感じで進行。雑魚が強かったが、それでもこのアイテム回収っぷりは素晴らしい。流石最難関ダンジョン。リスクが大きいが、リターンも大きいぜ。そして最奥へ到達。お待ちかねのゾディアークとご対面。ここで全滅したら、おそらく回収したアイテムなどはパーになると思われるので、これは負けられない戦いとなりそうだ。頑張るぞ^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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/(^o^)\

 

 

 

 

 

 

 

 

ダージャ(魔法)が酷過ぎる。なんと、PT全体に大ダメージの他に、50%の確率で即死するという追加効果を持っている。更に、単体大ダメージの攻撃にそこそこ痛い通常攻撃持ち。瀕死まで追い込むのは容易かったのだが、そこからの粘りと攻めが凄まじい。一人蘇生しては一人死にを繰り返し、じりじりと全滅に追い込まれていく様はプレイしていてなかなかにきつかった。PS2版の頃、こんなんどうやって倒したんだ自分。

いまいち解決策が思いつかなかったので、このダンジョンの攻略は一旦やめることに。レアアイテムやらレア魔法やらは後で必ず取りに来てやる。それらを取ってから引き返すのも可能ではあったが、手間が結構デカいのでそれはやめることに。そんなすぐに必要というものでもなかったしね。

引き返すのも一苦労なダンジョンを引き返し、次は何しようかとぼーっと考えているととあるボスの存在をふと思い出したのでそちらを倒しに行くことに。そのボスというのは…

 

 

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魔神竜である。このボスは、イベントさえ済ませておけばすぐに戦えるボスだったので、ゾディアークのように面倒な道中は無い。そこが救いで、負けた時のダメージが非常に少ない。やっぱりリトライするなら面倒な道中などは無いに越したことはないですよね。

さて、このボスは召喚獣というわけではなくただの隠しボスの一体なのだが、こいつを倒すとトロフィーがもらえるほか、こいつの撃破がFF12における最強ボスの解禁条件の一つになっている。また、ハントカタログをコンプリートするというトロフィーもあることからも、こいつの撃破は避けて通れない。まぁ見た目の割に対して強くないからサクッと行けるでしょ。

 

 

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行けた。ゾディアークに比べればただのサンドバッグですわ。体力が滅茶苦茶高いが、その分攻撃も控えめでこちらが崩される心配はほとんど無い。無印版に比べて体力が低かったようなそうでもなかったような。変更されているのかな?(されていなかった模様)

 

 

サンドバッグを倒したところで、次なる目的を考える。色々考えた結果、先に最強ボスであるヤズマットを解放することに決定。そうすることで、とあるダンジョンのとあるエリアにいるオメガと戦えるようになるからである。ヤズマットを解放するには、ヤズマット以外のモブを全て倒さなければならない。そこそこ強くなった今ではそれも可能なんじゃなかろうか??いや、可能に違いない。さっきゾディアークにぼろ負けしたくせに。

 

 

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というわけで、モブ狩り開始。こまめに討伐していたおかげもあって、残っているモブの数はそんなに多くなかった。正直、キングベヒーモスに関しては少し苦戦するかと思っていたが、思いのほか苦労はしなかった。やっぱり、このPTはそれなりに成長しているんだな。少し自信がついたぞ。そして、ここでリバースとデコイの戦法を思い出す。そういや強敵相手に鉄板の戦法としてありましたわそんなの。さっきのゾディアークにもこの戦法は通じるのでは?まぁ、ダージャの追加効果である即死は免れないとは思うが…それはもう甘んじて受け止めるしかないということなのかね。やっぱりひでぇ技だわ。

 

 

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Hモブを全て撃破し、魔神竜も撃破した。つまり、最後のモブ討伐の条件を満たしたという事。ついにこの日が参ったのじゃ。トラウマ級に強かった…というわけではないが、強く印象に残るほどしぶとかった奴。無印版ではもう何時間とかけて倒したのだが、4倍速がある今作ではそこまで時間はかからないようになっている…はず。更に、ネットで手に入れた情報によると体力が大幅に下がっているらしいので、そういった点から見ても無印版よりかは早く終われるだろう。うん、そう思う事にしよう。

しかし、ヤズマットは作中最強の敵ということなので、その前に他のやり残したダンジョン攻略とボス攻略をすることにする。やっぱり最強は最後じゃないとね。

 

 

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というわけで、まず取りこぼしていた召喚獣を全て手に入れる。といっても、残ってるのはアルテマゾディアークの二体だけだが。アルテマは、ゾディアークほどではないが強い召喚獣であり、倒すにはそれなりの労力と戦力を必要とされていた。ついでにオメガも倒してきた。スクショを撮ろうと思っていたのだが、必死になりすぎていてスクショを撮り損ねてしまった。12のオメガは、単体攻撃を短時間で繰り返すだけという至ってシンプルな戦闘パターンを持っており、それを聞いただけだとかなり弱そうに感じられる。が、この通常攻撃のダメージが凄まじく、体力が低いキャラだとワンパンで沈められるほどである。更に、攻撃速度が恐ろしく速いので、蘇生も間に合わない。攻撃対象もランダムで選ばれるので、デコイ(囮)戦法も使えない。おまけに相手の体力は高いので、短期決戦という訳にもいかない。さて、どうしたものか。答えは単純。全員にリバースをかければいい。リバースとは、対象一体に「逆転」という状態異常を付加する緑魔法である。状態異常「逆転」とは、その名前の通り受けるHPダメージを反転させるというもの。即ち、受けたダメージはそのまま回復になり、受けた回復はそのままダメージになる。これを全員にかけておき、かつそれを維持していれば誰が攻撃されようとも乙ることなくやり過ごすことができる。オメガは回復を使用したりすることは無いし、使ってくる行動も通常攻撃のみなのでこの戦法が非常に有効。リバース…優秀過ぎる。というか、逆にリバース無しだとどうやってこいつを倒すんだろう。

 

 

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その戦法は、やはりゾディアークにも通用した。先ほどの苦労が嘘のような楽勝ぶりで勝利。最初からこの戦法に気付いていれば…

これで召喚獣は全て回収。無事トロフィーも取得できたので、とうとうヤズマットとの決戦へと向かう。こいつさえ倒せれば、あとはトライアルをクリアするだけだ。

 

 

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というわけで討伐。あんだけ前置きを書いておきながら、こんなに省略ってどういうことなの??? 理由は明白。ヤズマットとの決戦という事で、画面を見るのに必死になりすぎていてスクショを撮り損ねていたのです。お前そればっかだな。

これじゃあヤズマットの凄さが分からんよ。まぁでも実際のところはそこまで強くなかったんですけどね。相手の攻撃力を激減させる「攻撃破壊」というチートじみた技が通用するので、 それを活用すれば魔神竜同様固いサンドバッグと化す。あとはたまに即死させられるので、それに合わせて蘇生するだけ。なんという作業…ほとんどガンビットによる放置プレイだった。が、それでも緊張感があり画面から目を離すことは出来なかった。なんだろうね、あの安心できるような安心できない感じ。不思議。

 

 

ヤズマットを撃破し、本編で出来そうなことは大体やった。まだやっていない要素と言えば最強武器を集めることだが、それはトロフィーに関係ないので一旦置いておく。まずはトロフィーからということで、最後の難関であるトライアルに挑む。トライアルとは、全部で100戦ある敵との戦闘を勝ち進んでいくというバトルに特化したモードであり、50戦勝つ毎にトロフィーがもらえる。また、最終戦ではトライアルオリジナルの敵が出てくるという事だが…それはそこに行ってからのお楽しみ。

 

 

 

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という訳で制覇。またスクショねぇのかよ。99戦までは本編で出現したモンスターの盛り合わせといった感じだったので、特に書くことが無い。強いて言えば、ヤズマットと魔神竜の体力がかなり下がっていたことぐらいか。その他に関しては、本編をやりこんでいればいずれも簡単に勝てるものばかりだった。

で、問題の100戦目。100戦目は、本編で登場していたジャッジマスター5人が一斉に襲ってくるという超胸アツな展開だった。本編で戦うジャッジマスターは3人しかいなかった上、それぞれが単独で戦いを挑んできたので軍団での戦闘力は分からなかった。それが、ここにきて集結し徒党を組んで挑んでくる。結構興奮するんじゃなかろうか。しかも、トライアルのトリを飾っているだけあってかなり強い。ヤズマットなんて目じゃないほどである。ちゃんと戦法と手順を組んで挑まないと勝ちようがなく、そういった意味は若干パズルっぽさもある。幸い、どのように倒すかは既に攻略法が確立されていたので、それに倣って挑む。すると一発クリア。いやー強かった。正直、最初は全滅すると思った。この攻略法を最初に見つけた人は、色々頭がいいんだろうなぁ。それと、この攻略法を見つけるまでに一体何回全滅したのだろうか…。

 

 

トライアルをクリアすると、弱くてニューゲームを開始するかの選択を迫られる。またスクショ撮り忘れてやんの。弱くてニューゲームはその画面でしか開始できないそうなので、開始しない手は無い。というわけで開始。しかし、これの攻略は後にする。てかクリアまでやるかは不明。ドラクエまでの暇つぶしにいいかなぁ程度に思っておく。

 

 

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トライアルをクリアしたので、残るはゲームクリアのトロフィーのみ。ということで、ラスダン(ダンジョンと言っていいのだろうか?)の突入。正直、ダンジョンというほど内容が無く、ほとんどイベントとボス戦で進行されていく。最後らしく、発生するイベントも美麗なムービーが多いためかなり金を使っているんだなぁ「本当に最後なんだなぁ」という印象を受ける。隠しボスは全て倒したし、ラスボスなんてあっという間に捻り潰してやんよ。

 

 

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要塞のエレベーターに乗ると、ボスラッシュ開始。まずはガブラスと戦い、その後はヴェインと決戦。ヴェインとは全部で3回戦うことになり、回を重ねる毎にどんどん外見がごつくなっていく。スクショのは最終戦の姿。もはやよく分からない姿となっている。

一戦目と二戦目は楽勝過ぎてあくびが出たが、三戦目はそこそこ強かった。が、やはりリバース戦法の前には無力であり、特に苦戦することなく沈んでいくこととなった。やっぱりリバースと攻撃破壊はぶっ壊れだわ。まぁ、今作はジョブシステムが採用されていて、かつそれらを変更することができないという制約があったから、その代わりとしてこういう強力な逃げ道を用意していたのだろう。

 

 

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というわけでゲームクリア。と、同時にプラチナ取得。やっぱりFF12は名作ですね。

無事戦争は終わり、破魔石の時代は終わった。これからは神に与えられた破魔石ではなく、人間の力で人間の歴史を作っていく云々。まぁ詳しくは自分でプレイしてみてください。そこまで感動はしないけど、「あぁ、終わったなぁ」という少し感傷的な気持ちにはさせてくれる。

 

 

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終わりッッ

 

 

10年ぶりにプレイしたこのゲームだったが、思いのほかハマってしまって一気にプレイしてしまった。戦闘システムは今プレイしても古臭さを感じさせないし、ターン制というわけでもないので戦況の変化が早い。敵と味方の行動が常に入り乱れるため、やりとりされる体力の量やステータスの変化回数が多くなり、必然的にキャラが取る行動も多くなる。そういう意味ではコマンド系のRPGにしては忙しいし、独特のスピード感がある。そして、その戦闘を簡易化させるガンビットがやはり便利であり、かつ戦闘の簡易化に大きく貢献していると思う。もう少しガンビットの設定を細かく指定できればと思ったが、そうなると完全に自動で戦闘が展開できてしまうのでそこは仕方ないか。また、今作の目玉システムとして実装されていたジョブシステムによるキャラ育成のバリエーションと、キャラ毎のロール決めが楽しい。一キャラにおけるジョブ構成を考える面白みや、その構成にした時の役割決め、更にはどのようなPT構成にするかなどと言った戦術立ても面白い。

加えて、これらの面白味だけではなく、移動時間や戦闘時間を大きく短縮できるハイスピードモードも実装。 これのおかげで、自動化されて見ているだけという状態にあった時も早送りで進めることができるようになったほか、広いエリアの探索も短時間で済ませることができるようになった。面白みだけではなく快適性も突き詰められている。これはとてもありがたい仕様であった。

また、前回の記事でも書いた通り、やりこみ要素に対してプレイヤーを導いていくのが上手いと思う。というのも、寄り道できるサブ要素の量が多い上、それらのコンテンツの要求レベル帯が上手くバラけられているのである。そのため、どのレベルでどの程度の強さにいてもやれることが豊富に用意されており、そういったことからレベル上げなどの作業めいた事をする必要が無く、楽しみながら段階を踏んで進めていくことができるようになっている。この設計がよく出来ており、終始退屈せずに自然とやりこんでいってしまう。筆者がこのゲームにハマり続けられた理由としては、これが一番大きかったと思う。

とまぁ、正にべた褒めといった感じだが、不満点はあまり見当たらない。ストーリーについて何も書いていないが、正直筆者の文章力と感受性ではあまり書けそうなことが無い。そんなに叩かれるような内容ではなかったと思う。かといって、そこまで素晴らしかったものかと言われればそうでもない気はするけど。まぁ、悪くは無いと思います。

 

 

といった感じで今回は終わり。面白いソフトだし、PS2版から時間が経って評価が変わってきているようなので、PS2版の悪評に騙されてプレイしていなかったという人は今すぐプレイだッッ

 

 

終わり。

 

 

 

 

【PS4】クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!

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