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【プレイ日記】 FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE (1)

ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ

 

それはイヴァリースと呼ばれる世界の物語 

 

告知していた通り、FF12を開始。FF12は、PS2で発売されていた無印版をよく遊んでいた過去があるので、世間で言われているよりも個人的な評価は高い。からの、このリマスター。買わないわけがない。最後にFF12をプレイしたのはもう10年ぐらい前だったような気がするので、かなり久しぶりのプレイとなる。記憶は断片的にあるのだが、大体の筋書きは忘れてしまっていると思うので、懐古的な気分と新鮮味を良い感じに混ぜ合わせたような気持ちでプレイできればと思う。目標はドラクエ11までにクリアすること。コンプするとまでは流石に言わない。トロフィー内容を見た感じ、二週間ちょっとじゃ無理そう。結構なやりこみを必要とされるっぽいからね。まぁじっくりとやっていこうじゃないの。

 

 

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スタート画面。このタイトルロゴに書かれている騎士は、ガブラスという認識でいいのだろうか?10年近くの間そう思っていたわけだが…もし違ったら恥ずかしい。

無印版との相違点の一つとしてトライアルモードが追加されているらしいが、それは本編をクリアし、更にはその後のやりこみをクリアしていった人たち向けの要素らしいので、ここでは一旦忘れる。なんでも全100ステージある強敵とのバトルを勝ち進んでいく、バトルに特化したモードだとか…これを制覇するトロフィーもあるので、これに挑戦するのを避けるのは無理そうだ。やってやろうじゃないの。好きなゲームだしね。それぐらいやりこんでやりますよ。RPGだし、スキル的に詰まる事は無いだろうし。育成的な問題で詰む要素があったら話は別だけど…こういう育成をしないと最後まで勝ち残れないとか。そんなの無いよね…?そう信じたい。 

 

 

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特に設定をいじれそうな雰囲気ではなかったのでさっさと開始する。すると、恒例の美麗なOPムービーが開始。あー、あったわこんなの。たしかアーシェとどっかの国のお偉いさんが結婚したんだったか。もうこの時点でうろ覚え。たしかこの結婚相手すぐに戦死しちゃうんだよね。残念。戦争ってやっぱりロクなもんじゃないわ。

 

 

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大体のあらすじはこんな感じ。正直、もう10年ぐらい前のゲームだし、物語の説明をするのがめんどい。早い話、主人公達が住んでいる国(ダルマスカ)と、その近隣にある王国(ナブラディア)が西にある帝国に侵略されてしまいますって感じ。その帝国の侵略を必死に防ごうとするのだが、戦力の差はかなり凄まじくそれはもう不可能なのではないかと思い始めた矢先…

 

 

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帝国から和平案が提示される。といっても、事実上の降伏勧告らしい。その結果、ダルマスカ王は降伏を決断。そして、和平協定に調印するために別のところへ出発…するのだが、

 

 

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との情報をダルマスカの兵士が掴む。はてさて、この先どうなる事やら…というところからゲームは始まる。

 

 

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 初めの操作キャラは、この若き青年「レックス」。祖国を守るために戦争に参加していると言い張るこの青年は、二つ下の弟がいるという事以外に情報が無い。一体この男は何者なのか…それは後々明らかになる。それにしても、よく国を守るために戦争に参加する気になりますよね。自分一人が参加したところで何か変えられるとか思っているのだろうか。いや、祖国を思うその志は素晴らしいと思うけど、自分の命を差し出してまで守りたいと思うものなのかねぇ…筆者には到底真似できなさそう。

バッシュとアズラスという将軍と共に行動することなった彼は、根っからの武人という訳ではないという事で、将軍から戦場におけるいろはを教えてもらう事となる。

 

 

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というわけでチュートリアル開始。カメラの動かし方や、キャラの移動方法などといった基本的なことを学ぶことができた。ここら辺は筆者がプレイしていたPS2版と何も変わっていなかったので、すぐに馴染むことができた。カメラの移動速度が遅く感じられたので、感度を調整できればと思ったがその調整は不可能なようだ。せっかくリマスターするならここら辺まで気を配ってくれてもいいと思うの。

 

 

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少し進むと、戦闘に関するチュートリアルも開始。今作は、FFシリーズにしてはかなり異質なシステムを取っており、なんと敵とエンカウントしても画面が切り替わらない。かといって、FF15のようにアクション性があるわけでもない。戦闘自体はコマンド操作で展開されるのだが、移動と戦闘がシームレスに切り替わるので、FFシリーズの戦闘としては非常に違和感がある。この時点で馴染めずにやめてしまうプレイヤーが結構いるらしく、このシステムは”FFシリーズの戦闘として見ると”非常に評価が分かれるようだ。自分は好きですけどね。FFシリーズという観念を持って見ればたしかに違和感があるかもしれないが、一つのRPGとして見れば普通に快適で面白いシステムだと思う。

 

 

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戦闘に関するチュートリアルもこなし、更に少し進むとボス戦。最初のボス戦は戦闘兵器。まだ物語が始まってすぐのボス戦な上、この時点では仲間が4,5人いたので負ける要素は無いだろう。

 

 

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空を飛ぶ戦闘兵器に対し、剣しか持ち合わせていない人間がどう立ち向かうのか。普通に考えれば、「空中から砲撃で一掃されておしまい」と思うだろうが、この戦闘兵器、何を思ったのかわざわざ剣が届く位置まで降下してきたではないか。そう来たとあっちゃあ剣で殴らないわけにはいかない。というわけで、寄ってたかってボコボコにしてやる。いかに上等な兵器であっても、殴り続けでばその内壊れるだろ^^更に、脳死して剣で叩き続けていても、体力が減ってきたら自動で回復が飛んでくるという快適仕様。ただの兵士のくせにこの優遇のされっぷり。将軍も真っ青である。

 

 

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結果、戦闘兵器は敗走。何しに来たんだお前。

その後、要塞の中へ進み、更にその最奥まで到達すると…

 

 

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将軍がまさかの裏切り。陛下を暗殺していたではないか。暗殺を企んでいる輩というのはお前だったのか。ついでにレックスも殺害されてしまい、レックス編はここでおしまい。やりやがったな将軍。いずれ天罰が下るぞ。どうでもいいがこのスクショ、微妙にキスシーンっぽく見えて少し悲しい気分になった。

 

 

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そして物語はこの男が引き継いでいく。ネズミ退治を生業としているいかした兄ちゃん…というわけではもちろんない。なにかの訓練か知らんが、ネズミを討伐することに全てを懸けているかのように見える。にしてもデカいネズミだな…。

ネズミ自体は非常に弱かったので、さっさと退治してやる。すると、ムービーが始まる。内容は、レックスと王が死んだ後のダルマスカの王都を映したものと言ったところで、やはり帝国兵が幅を利かせているといった光景が映されていた。そんな中、帝国兵に対しスリを働いた男が一人いた…

 

 

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それが、右の男「ヴァン」である。先に言ってしまうと、この男はレックスの弟であり、更に孤児。あんまりレックスに似ていないな…そう思うのは自分だけ?ミゲロさんという商人の手伝いをして生計を立てているらしい。

そして、左にいる女の子がパンネロ。ヴァンの幼馴染か友達と言った存在で、同じく孤児。戦争で両親を亡くしたらしく、ヴァン同様ミゲロさんのお手伝いが主な仕事。戦争さえなければもっと幸せな生活を送れていたのかと思うと、やはり戦争ってするもんじゃないですよね。

パンネロと別れた後、ヴァンはミゲロさんから人探しを頼まれる。なんでも、荷物を取りに行くのを頼んだ少年帰ってこないんだとか。他にやることも無いので、さっさと探しに行ってやる。すると、目的の少年をすぐに発見することができたのだが、まだ荷物を受け取れていないという。なんでやねん、と聞いてみると…

 

 

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この魔物が荷物の流通を阻害しているという情報が入る。王都から東に出た砂漠に出没しているらしく、こいつがいることには荷物が届くことは無さそうだ。と、なると…

 

 

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やることは一つ。討伐するっきゃねぇ。やったろうじゃないの。こういう、酒場などで指名手配されている魔物を「モブ」と呼び、依頼人と契約することによりその討伐を開始することができる。このモブはFF12におけるやりこみ要素の一つであり、最後のほうまで行くとラスボスなんて比にならないほど強いものまで現れる。いやー、懐かしいっす。あんなやつやこんなやつがいたなぁ…まだ見ぬ強敵については後々書いていくことにして、早速標的の元へ急ぐ。たしか東の砂漠だったよな。

 

 

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その前に。依頼人から装備を貰えたので、それを装備するためのライセンスを取得することに。ライセンスとは、FF12における育成要素である。ライセンスボードと呼ばれるボードにて、ライセンスポイントを消費して好きなライセンスを取得していくという至ってシンプルな物。ライセンスにはいくつか種類があり、特定の武器や防具を装備できるようになるライセンスから、HPを上げることができるライセンス、更には魔法や技を使用できるようになるライセンスまで実に様々。なので、レベルを上げるよりもある意味では重要な要素となるのがこのライセンスである。

今作では、12個あるジョブをイメージしたライセンスボードがあり、それを一キャラにつき二つまで選べるらしい。ここが無印版との違いの一つであり、無印版では全キャラ共通のライセンスボードだった。全キャラで違うライセンスボードを選択することになるので、キャラの個性が嫌でも出るようになりパーティの構成を考える必要が出てくる。こういうの嫌いじゃないですわよ。

早速ヴァンのライセンスボードを選択していく。全部で12個あるライセンスボードの中から、まずは一つだけ選ぶことになるのだが…

 

 

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一度決定すると、ボードの変更はできません。

^^;;;;;;;

 

こういうのかなり迷っちゃうんですよね。多分、一キャラにつき二つまでジョブを選べるという事から、最適なジョブの組み合わせとかあるんだろうけど、そういうのが全く分からない。また、キャラ毎に素のステータスが違う事から、どのキャラがどのジョブに向いているとかもあるんだろうけど…全然分からない。どうしたものか…色々調べても見たが、調べれば調べるほど分からなくなってくる。うーむ…

考えること十数分。このままでは埒が明かないので、もうキャラのイメージで選ぶことに決定。まぁ、ぶっちゃけどのようなジョブの組み合わせでも詰むことは無いだろう。トライアルモードや終盤のモブで詰む可能性もあるが…その時はその時。また最初からやりましょう。いや、流石にそれはきついか。あー、やっぱりイメージ重視じゃなくて性能重視にした方がよかったかなぁ…

 

 

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というわけで、ヴァンはシカリに決定。軽快に戦いをこなす戦士ということで、いかにもヴァンっぽいだろう。失敗だったかな…ってもうこの話はいいか。初見はイメージで進めていく。これでいいじゃないの。後で最適解が分かったとしても、それはそれ。多分、どんなジョブの組み合わせでも最後までやりこめるんじゃないかと思うんだけどなぁ…

 

 

といったところで今回はここまで。かなり久しぶりにプレイしているが、問題なく楽しめている。こんなに面白かったっけってぐらい楽しめている。実際はもっともっと先まで進めているので、ブログの方も頑張って更新していきたいところだが、FF12が面白すぎてなかなかそれも難しそうだ。DQ11までに一区切りつけられるところまで進めたいと思っているので、こちらの更新も適度にしつつ積極的に進めていこうと思う。

 

 

続く。