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【プレイ日記】 Apex Legends

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奔れ速く

 

 

apex=「頂点、絶頂」という意味らしい。ゲームで学ぶ英単語。ゲームはある種の教材である。

みんな大好きapexを、なんか知らんが最近遊んでいる。あれだけ「対人FPSは性に合わない」と言い続けていたこの筆者が、何ゆえapexなんてものをやり始めたのか。

お答えしよう。ただ某著名人の配信を見て興味を持ったからってだけである。ライターさんっておしゃべりもじょうずですごいなとおもいました。

 

そんな話をすると、「あんたそんなミーハーな奴だったっけ?」なんて身内に言われてしまったわけだが、私は逆に問いかけたい。

 

 

「ミーハーで何が悪い?」

 

 

…と。悪くは無いが浅ましい。

 

たしかに、「他人に影響されて何かゲームを始める」というのは我ながら珍しいとは思う。基本的に、自分から興味を持ったソフトしか遊ばないんでね。てか、人に言われてなくても、自分から情報を見て勝手に興味を持つことがほとんどなのよね。ゲームに限っては好奇心旺盛。

そして、今回の場合はその”興味を持つきっかけ”が他人の配信だったってだけ。

「人に影響された」ってよりかは、「人がきっかけで興味を持った」と言った方が正しいのかも。いや、どっちも大して変わらんか。

 

 

 

で。

apexってどんなゲームよって話。簡単に言えば、三人一組のスリーマンセルでチームを組み、他のチームとバトルロワイアルをするってだけのゲーム。

チームは1試合につき20組おり、総勢60名ものプレイヤーが一堂に会することになる。そう聞くと、規模の大きい対戦ゲームというのが伝わってくる。昔のCODでは、「6vs6の12人対戦」が主流だったのに…ゲームは進化してるんだなぁ。

 

全体の流れとしては…

 

  1. マッチング
  2. 3人パーティーが自動で組まれる
  3. 使用キャラの決定(チーム内での被りは不可)
  4. 試合開始、各チーム好きなタイミングで戦場に降下
  5. 着地し次第、武器やアイテムを拾って戦闘の準備をする
  6. 少しずつリングが縮んでいく。リング内にいなければダメージを食らい続けるので、リング内に入るように移動しなければいつか必ず死亡する(最終的にリングは無くなり、マップの全域がダメージエリアで包まれる)
  7. 移動していく過程で鉢合わせた敵を倒していき、最後の1チームになるまで生き残れば優勝(チャンピオン)

 

…といった感じ。

要は、リングから逃げながら生き残るというだけ。戦わずして生き残ることももちろん可能だが、最終的には必ずと言っていいほどの確率で敵と戦う事になるので、完全に逃げるだけで勝利するというのはほとんど出来ない。

 

キャラクターは、現状だと20名以上が実装されている。そのそれぞれが大まかにタイプ分けされており…

 

  • リコン(索敵)
  • ディフェンス
  • オフェンス
  • サポート

 

以上の4タイプが、現在は存在している。

タイプごとに得意分野が異なり、キャラの性能と方向性が変わる。具体的には、アビリティやアルティメット(必殺技みたいなもの)の方向性が、それぞれのタイプに則った物になっている。

例えば、「リコン型のキャラであれば敵の位置を探る類のアビリティを全員が持っている」、といった感じ。

この得意分野が異なるキャラクター3人でパーティーを組み、お互いのサポートをし合いながら生き残る…というのが、このゲームの特徴である。

そしてこの特徴こそが、今作を「今までのFPSとは異なる戦略性の高いFPS」という名目で、人気作たらしめる要因となっている…と、勝手に思っている。

 

 

 

 

スリーマンセルに能力の違う操作キャラ…という組み合わせが織りなす協力プレイというのは、意外と遊び応えがある。

ただただ個人で撃ち合うだけだったFPSの対戦に、明確な協力要素とキャラの組み合わせから来る大きな戦略性がもたらされた。その結果、撃ち合いというものに魅力を感じなかった人間でも、また違った観点から楽しめる仕上がりになっている。

なので、FPSというジャンルに親和性が無かった人間でも、今作に関しては思いのほか楽しめると思う。日本人は協力するゲームが好きだから特にね。狩りゲーなんかがその典型。「共闘先生」なんてものがいたぐらいだし。PSVita甦れ。

 

 

 

 

 

20以上のキャラが存在するのはいいが、最初に選択できるキャラはわずか6名。他のキャラを解禁するには、プレイヤーレベルの上昇に伴って貯まっていくトークンを使用するか、課金するかしかない。

このトークンの必要数が結構多めであり、課金せずに全キャラを解放するにはかなりの時間がかかることは間違いない。

てか、全キャラどころか1キャラ解禁するだけでもかなり時間がかかる。最初から色々なキャラを使いたければ、やはり課金する他ない。

筆者は最初から使うキャラを決めていたので、そこまでキャラ解放に対して躍起になることは無かった。ごめんね…私、もう心に決めてた人がいるから……だから、あなたとはお付き合いできないわ。

 

で、その”心に決めてたキャラ”とは…

 

 

 

 

 

ヒューズ。

 

「爆発物の信奉者」という通り名を持つ、爆発のプロ。

キャラの特徴としては…

 

  • 手榴弾などの投擲物の所持可能数が他キャラの2倍
  • 「ナックルクラスター」という、独自のグレネードを発射する戦術アビリティ
  • 「マザーロード」という、円形に炎を降らすアルティメット

 

 

と言った感じ。

見ての通り、そして通り名の通り、火薬にまみれたキャラである。

「ヒットボックス(攻撃の当たり判定)が大きいにもかかわらず、防御向きのアビリティが無いので防御面の脆さは随一」とか聞いたが、そんなものは関係ない。やられる前にやる。

こちらを灰にせんとする相手がいればこちらが相手を灰にしてやり、こちらをくず肉にせんとする相手がいればこちらが相手をくず肉にしてやる。それが筆者の”Apex道”である。

なぜやられる時のことを考えなければならないのか?やる前からやられる事を考える奴がいるか?チャンピオンは何故強いと思う?元々強いからよ。そんなチャンピオンに、私はなりたい。いや、もうなっている。そう、私こそがチャンピオンだ。気合はもう十分だ。戦いに餓えた魂と共に戦場へ行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爆発するのは戦績だったってわけ。こりゃ一本取られましたわガハハ

 

分かっていたが、そりゃあ最初は勝てない。なぜかは分からないが、お弾がひらひらと相手をすり抜けていくんですわ。

それでも、敵の弾は着実に私の身体に風穴を空けていくんですわ。不思議だねぇ。なんかやってんだろ。チートか??チートなのか????

 

 

 

 

 

対戦系のFPSをほとんど遊んでこなかったが故に、周りとの経験値に差があり過ぎる。

それでも、上達するにはやり続ける他無い。幸いなことに、オフラインのFPSは何作かプレイしていたので、エイムという操作には自分の中にも少しばかりの慣れがあった。

なので、初心者帯の相手ならば、勝てるようになるまでそう時間はかからなかった。ありがとう、ウルフェンシュタイン2。ありがとう、CODのベテランキャンペーン。ありがとう、バイオ7。ありがとう、アトリエシリーズ。これは言いたいだけ。

 

 

 

 

 

てか、このゲームは銃の撃ち合いより立ち回りの方が大事なような気がするんですよね。裏取りや漁夫はもちろんだけど、オブジェクトの上に上ったりしゃがみやジャンプを駆使したトリッキーな動き、そしてキャラのアビリティを用いた独自性の強い戦闘の展開…と、既存のFPSと比べて戦闘で勝つのに重要な要素は「エイム力(ぢから)」だけの問題では無いような気がする。

自分がやったことのある対人系FPSがCODしか無いのでそれしか比較対象が無いのだが、そちらと比べて異なる点が多すぎて同じFPSでも別ゲーっぽさがある。

特に、キャラの体力が格段に高いゲームなので、秒で溶けるという事がそこまで多く無い。なので、先手を打たれてもそこから立て直しや巻き返しが十分にできる。ここが一番好きなところかも。

FPSって、基本的に敵も自分も秒で溶ける瞬間決着なゲームという印象があり、そこが一番好きになれなかった点だった。面白くない。もっと敵との駆け引きや、その場での対戦というものを長く楽しみたい。「接敵して1,2秒でハイ終了」、は流石に味気なさ過ぎるんだよね。

そこを解消してくれていて、協力要素も強く打ち出されているとなると、そりゃあ面白いゲームになりますわな。人気になるのも少し分かりますわ。

 

 

 

 

 

…とまぁそんな感じで遊んでいれば、本当になれたわチャンピオン。なれる時は案外さっくりなれるもんだ。味方が強かったのか、apexの神が筆者に降りていたのか、あるいは相手が手加減してくれていたのか…実際のところは不明だが、勝ちは勝ちである。

そして、チャンピオンになると次の試合の開幕で、「前回のチャンピオンです♡」的なアナウンスが入る。「( ・´ー・`)」←自然とこんな顔になる。チャンピオンであるという事実が自信を持たせ、気を大きくしてくれる。

「おうおうおう!チャンピオン様のお通りだぞ!頭が高けぇなおい!この玉歩を止めようとする不埒な輩は、例外なく銃殺刑に処するぞ?おおん???帰れ帰れ!」そんなモチベーションにさせてくれる。

一般的に、意欲やモチベーションの上昇は成績の上昇にも結び付きやすいとされており、それはきっとこのapexにおいても同じであるはず。つまり、チャンピオンになりモチベが上昇した筆者が、次回もチャンピオンになるのは必然なのである。チャンピオンの驀進に怯えるがいいわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

(10位で脱落♡)

 

 

 

 

終わり。