跳躍の神髄
2月のダークホースはこいつだ。こいつなのだ。もう命を懸けて言っていい。
ホグワーツ?ワイルドハーツ?オクトラ2?相手にならない。今月の主役戦争は、もはやこいつの独り勝ちである。
では、その”こいつ”とは誰なのか?
ホッピングガールこはね EX である。「死んだな」とか言うな。
先に断っておく。エロゲーではない。もう一度言おう。エロゲーではない。エロゲーっぽい絵柄なだけ。
純度100%、生粋のアクションパズルゲームである。あと、やってる感じエロ要素は無さげ。キャラデザがちょっとセクシーなだけで、ストーリーや描写に関しては全年齢対象のゲームに近い印象がある。けしからんけど健全。どっちだ。
さて、気になるゲーム内容だが、ただただひたすらにホッピングをする主人公を、左スティックだけで導いていくだけ。
使用するボタンは無い。左手スティックを傾けるだけである。メガトン級どころかギガトン級、いや、もはやテラトン級のシンプルさ。
ここまで単純なゲームを、令和というこの時代にわざわざ据え置きでリリースしてくるメーカーに感服。いい意味で。
AAAタイトルだなんだと、豪勢なゲームばかりでは何というか気疲れしてしまうので、こういう気楽に臨めるカジュアルなゲームは、個人的に大歓迎。
しかも、絶妙なシビアさと、昔ながらのジャンプアクションが不思議と癖になる。こいつには、見た目だけじゃねぇ”何か”があるッッ
ステージは全部で100以上?かなりの数を収録している模様。
数は多いが、1ステージ当たりは結構あっさりしており、クリアするだけならばサクサク進められる。(30ステージまでクリアした時点での感想)
更に、クリアランクというやり込み要素付き。最高評価であるSランクを取ろうとすると、「パズル」とジャンル名にあるように、最適な道を構築するパズル要素が強く滲み出てくる。
そして、そのパズルにホッピングアクションが絡んでくると…やけにあっさりとしたシビアゲーが完成する。これが…”ホッピング”と”パズル”の化学反応……!ホッピングのキングは俺だ。
そんな感じで、とにかく跳ぶ。
跳ぶ。
跳ぶ。
跳ぶ。
そう、跳ぶしかないのだ。跳べないホッピングガールは、ただのガールだ。
こんなじゃじゃ馬、他のゲームじゃお目にかかれないね。制御するのも難しいや!(操作性の癖はやや強いです)
そして眺める。
着替える。
寝る。
やはり跳ぶ。
…
……
以上です。
こんな感じで、現在はこはね(とFF14)を遊んでいる状況。
ホグワーツはクリアして終わり。プラチナまではやらん。それはなぜか?飽きたから。
戦闘もロケーションイベントも色々な要素が単調過ぎて、速攻で飽きが来てしまった。面白いゲームではあったけど、あらゆる面が浅かったかなぁという印象。
どの部分も最低水準以上の点数を取れてるんだけど、他にいくらでもそれより高得点の人がいるから霞んで見えてしまう…みたいなそういう感じ。
面白かった。でも、自分みたいなコア目で細かいところまで目がいく口うるさい人間ほど、高い評価は出さないと思う。まぁ、その辺は後ほど書くであろう恒例のレビュー記事にて。
それよりも、時代はホッピング。嘘だと思うならやってみろ、跳ぶぞ。やってて不思議と力が入るんだよなぁこのゲーム。
終わり。