いつか共に泣いてくれ
Diamant(ディアマント)…「(ドイツ語で)ダイヤモンド」の意。アイマスで学ぶドイツ語。これであなたも立派なトリリンガル。
11月から再開。
「最終選考会」というタイトルの通り、今月を通過すればスターリットシーズンの最終イベントである「クリスタルウィンター」への出場が確定する。
つまり、「スターリットドームのこけら落とし公演に出演することができ、そこでもう一組の出場ユニットと最終決戦を行う権利を手にする」、ということである。
全てはこのステージへ出場し、そして勝利するために始動した「プロジェクト・ルミナス」。
しかし、”最終”なんて言葉を聞かされてしまうと、嫌でも終わりを意識してしまう。
「出会った時点で別れは始まっている」とはよく言うが、そんなことは気にも留めず一同は駆け抜けてきたわけで。改めてそれを意識させられると、こみ上げるものがあるというもの。
まぁ、かと言ってここで止まるわけにはいかないので、どうすることも出来ないのだが。
ちなみに、10月の月末審査ではルミナスが一番好評だった模様。帝王の地位は、もはや我々にあると言っても過言ではない。
そんな帝王軍であるルミナス諸君に、社長からのプレゼントが。11月の中頃にやる予定であるステージを成功させたら、温泉旅行に連れて行ってくれるとのこと。
流石我々の社長。太っ腹。伊達に「バンキシャ」でナレーションを務めてねぇよ。(CVは大塚芳忠氏)
「みんなで温泉とか楽しいに決まってるじゃん?」と、俄然燃えてくるルミナスのアイドル達。
「温泉という事は、もしかしてチラリでポロリなイベントもあったりしますか?」と、ついでに燃えてくるプレイヤー。
みんなの(一部不純な)熱意もあってか、ステージイベントはあっさり成功。
正直、11月は通しで苦労した記憶が無かった。今思えば、12月という”大嵐”の前の静けさだったのかもしれない。
で、楽しい楽しい温泉旅行の始まり。で、お約束の展開。
「なんであんたたちがここにいるのよ!?」というお手本のようなセリフと共に、961プロの方々が登場。
息抜きに来たらライバルと鉢合わせるとか…もう幾度となく見てきた展開過ぎて、安心感すら覚えてしまう。
来ているのは当然アイドルだけでは無い。黒井社長も一緒である。
社長とプレイヤーで飲んでいる所に偶然登場し、嫌味を吐きながらも結局一緒に飲んでしまう。
ついでに、黒井社長のアイドルに懸けるアツい思いもちらりと聞けてしまう。これもうある種のツンデレだろ。
イベント後半では、心白と亜夜が一緒に店を回るという微笑ましいシーンが。
不本意な形で仲違いしていた二人が、こう並んで歩いているのを見ると…こう……いいよね(語彙力の欠如)
まだやりとりに多少のぎこちなさがあるものの、関係の修復自体は順調な様子。
天然が混じっている心白にツッコミ役の亜夜と、ある意味相性がいいのかもしれない。アイドルじゃなくて漫才コンビとかもやれそう。仲を違える次は道を違えるのか?
今日もみんな笑顔!
そんな感じで、楽しい温泉旅行は終了。リフレッシュが完了したところで、再びスターリットシーズンという戦場へと舞い戻る。
それと同時に、終わりが近いことをメンバーに告げる。”スターリットシーズンの終わり”とは、つまりプロジェクトの解散を意味する。
プロジェクトが解散すれば、メンバーはみんな各々の事務所に戻る。そして、このプロジェクトが発足する前の、従来の活動体制に戻される。
こうなることは初めから分かり切っていたわけだが、それでもやはり”別れ”というのは悲しいもの。涙無しにはこの事実は受け入れられねぇ!
別れ話に半ベソをかいたら月末ステージへGO。そして、当然の如く成功を収めて選考通過。やはり勝っちまうんだな、これが。
上でも書いたが、11月は特に苦労する要素が無かった。最初から最後まですんなりと進行できたので、8,9月を超えられれば問題無く通過できるという設計なのだろうか?
そして11月が終了。次で終わり。長く続いた今作だったが(この時点でプレイ時間60時間程度)、ようやく終わりが見えてきた。
で、12月。
目標は、当然「最後の舞台にて最終決戦に勝利すること」である。
勝ち残った2組のユニットが、最大の晴れ舞台で鎬を削り合うという一大ステージとなるわけだが、その内の片方は我々である。
もう片方のユニットは、宿敵ディアマント。やはりこうなるのね…戦いは避けられないの?ダメ……私のために……争わないでーーー!
って感じ。テンションだけで文を書くな。
12月のタイトルが、「輝跡(Luminous)」。ユニット名が最後のサブタイってセンスあるよね。
守護りたいこの笑顔。
最終月まで来ると、流石に何人かは「絆Lv」という名の友好度が最大まで到達する。
つまりはそのキャラにまつわる一連の個別イベントが終了するということであり、各々が抱えていた悩みや成長過程の行く末を見守ることが出来る。
キャラによって結末は様々だが、一貫して「キャラが何らかの成長を遂げ、プロデューサーとの距離がかなり縮まる」という形を取っている。
ただ、元祖アイマスのキャラは元々好感度も友好度もMAX状態に近い関係になっているので、割とプロデューサーにベッタリというか、デレデレな雰囲気がずっと漂っていた。いい子たちだ。
が、今作が初プレイの人間からすると、何もしていないのにここまで信頼を寄せられているのは少々違和感があったが。シリーズ物の宿命。
そういう意味では、クロスオーバー作品だったり、オリジナルキャラの心白に関しては、プロデューサーとの距離の縮まりが明確に感じられて面白かったかな。
最初はギクシャクしていた関係が、話の終わりが近づくほどにほぐれていくというのは見ていて気持ちいい。最近だと、アライズのシオンがその典型だったね。
…まぁ一部、最初から最後まであまり変化のない子もいたのだが。だが、それがいい。
この子はこの子で、ブレない感じが逆にカリスマ性に満ちていて好きだった。”ブレない”ってある種の強みだしね。良くも悪くもではあるが。あとかわいいし。結局顔なんだよなぁ。
そんな感じでキャラの絆イベントを進めている内に、メインシナリオもどんどん終わりへと進んでいく。
スターリットシーズンが終わるにあたって、プロデューサーが最も気にしていたことは心白の今後である。
「このままアイドルを続けるのか」、「続けるならばどこの事務所に所属するのか」、「もし心白がその気なら我が765プロに来てくれないか」…と、様々な思いを抱えるプロデューサー。
しかし、この時点では心白の答えは聞けず。そう簡単に答えが出る話でも無いし無理も無い。
どんな答えが出ても心白の助けになることを約束し、この話は一旦ここで終わり。
で、最後のステージで歌う曲がこれ。
「gratitude」は「感謝」の意。このスターリットシーズンを通して感謝すべき対象と多数出会ってきたわけだが、この感謝を題とした歌を通じて何を伝えるのか…今アイドル力(ぢから)が試される。余談だが、結構フィナーレ感が漂う曲で好きでした。
そして日は流れ12/31。最終決戦の日。スターリットドーム内で、ルミナス対ディアマントの頂上決戦が始まる…が、ここに来て撮影禁止ゾーン乱舞ッッッ!
撮れるところと撮れないところが入り乱れすぎてて全然スクショが撮れていませんでした。ラートム。
まぁとりあえず…
勝ちました。
ありがとーーーーーーーーーーーーーーー!これ俺の…”GR@TITUDE”だ。
最後の相手がディアマントというだけあって、やれるだけやったつもりでいたがそれでも結構ギリギリな勝利だった。
最後ぐらい手ぬるく勝たせてもらえるかと思ったけど、最後の最後が一番容赦ないという無情仕様。恐れ入ったぜバンダイナムコ。
ディアマントも、素直に負けを認めた模様。互いに全霊をかけて出し切ったということなのだろうか、悔いよりも賞賛の感情が勝っている様子。青春だねぇ。
果てには、「あれだけのものを見せられると、かえって負けても悔しくない」とすら言われてしまうレベル。やはり我々が最強だったようだ。そういう素直なところ、好きよ。
で、勝った方のプロデューサーは、最後にアンコールで自分好みのステージを編成することが出来る…ということで、あらかじめ計画していたステージを手配することに。
ステージの内容は2つあり、1つはルミナス全員で出演するステージ。もう1つは、心白と亜夜の2人で出演するステージ。
もうこの辺は全て撮影禁止だったので、詳しくを知りたい人は自分でプレイしてみてくれって感じ。画像も無しに書くのが面倒になったわけじゃないよ。
で、エピローグ。絆Lvが最大の子を一人選択し、最後のひと時を一緒に過ごそう…という感じ。まぁ、そんなしみったれたイベントでは無いのだが。
ちなみに、筆者は一周目だったので主人公らしいポジションにいた心白を選びました。
最後のイベントでも亜空間天然な一面が遺憾なく発揮されていたが、これはこれで心白らしい終わり方。まぁ、いつも通りが一番ですよね。別に今生の別れってわけでもないし。
終わり!(クリアタイム約68時間)思ってた時間の2,3倍はかかったぞ。
…だが、なんと2週目に”とある条件”を満たすと、真EDに到達できるという事が判明。
別EDのために、またこの長い旅を走れと?0から?なんて時代錯誤な…馬鹿じゃねぇのバンナム。
というわけで、時は巻き戻る。
再び訪れるスターリットシーズンの開幕。再び集結する29名の豪傑(「アイドル」と読む)。再び亜夜になじられるプレイヤー。ありがとうございます!
全ては68時間前と同じ光景…
と、おもいきや。
2週目では、なんとディアマントがタダでプロデュースできちまうんだ!
ついでに、「ディアマントチャレンジ」という名の謎空間でのチャレンジが追加。
その名の通り、ディアマントの3人でチャレンジに挑戦するというコンテンツであり、その全てを12月の何日かまでに全てクリアするのが真ED分岐の条件らしい。
プロデュースできると言っても、絆イベントと営業、そしてチャレンジぐらいしか特にやれることは無いが。レッスンは不可能。
まぁ、「ルミナスでの活動の合間に少し手伝いをする」という感じの体なので、そこまでやれないのは当たり前なのだが。てか勝手にそんなことやったら黒井社長にバレた時点で抹殺されそう。
ディアマント関連のイベントでは、当然その3人にまつわるイベントが見られる。
メインシナリオでは、ライバルとして表舞台に立っている時の顔しか見られなかったわけだが、これらのイベントを進行すれば彼女たちの素の姿を見ることが出来る。
こういう、「通常の劇中では見られない部分」が見れるっていうのは好き。細かい人間性が描写されない敵キャラの日常だったり、舞台裏での出来事だったり。
また、これとは少し異なるが、出演したキャスト(役者)さんのコメントだったり舞台裏だったりも好き。
映画でよくある、撮影風景で敵同士の役者が仲良くしてる様子が見れるとかそういうの。
あとは、アトリエシリーズではお約束になっている、キャストさんの「おまけボイス」とか。
一つの話を作り上げる、あるいは演じるキャラや役者達の、その物語内では見られない一面を見れるのって結構面白い。
そんな感じで2週目を終えて真EDに到達。相変わらず撮影禁止ゾーンは継続。
正直、最後以外ほとんど変化が無かったので「このためにまた30時間ぐらいやらされたんか…?」と思ってしまった。
まぁ、一応心白と亜夜のその後を見ることが出来るので、それだけでも見る価値はあったが…うん。もう何も言うまい。
とりあえず、心白と亜夜が最終的にどうなるのかは真EDでしか語られない。なので、知りたい人は真EDまできちんと進めましょう。
普通に希望あるEDで良かったわよ。話的にも次回作以降に出演させられそうだったし。
一応、12月から分岐する真ルートに進むと、その後のステージイベントの難易度が上昇するので、育成はきちんとしておきましょう。
余裕が全くないとまでは言わないが、かと言ってゴリゴリにサボっていると詰みかねないので注意。
まぁ育成の猶予自体は一周目よりかなりあるので、そちらに比べるとまだ楽ではあるのだが。
真EDを見てアルティメットになるまでファンを集めたらプラチナ取得でフィニッシュッッッ!
プレイ時間、なんと驚きの109時間。まさかここまで時間かかるとは思わなかった。
まぁ、真EDを見るまでに100時間以上かかっていたので、ファン集めの作業自体は微々たるものだったのだが。いやー、疲れましたね。
陰で我々を支え続けてくれた、事務員の方々もお疲れさまでした。
これにてスタマスは終了。おつカラーズ!
予想以上に楽しめた。正直、このクォリティでもっと他のキャラを見れるのなら、次回作が出たらまた買いたいと思う程度には楽しめた。最近デレステをやり始めたから尚更。このグラフィックでだりーなちゃんをみてぇよ、俺も。
多種多様な可愛らしいキャラに王道な成長譚、長い時間をかけて夢と目標に向かって歩み続け、そしてそれを成就させる達成感…と、なかなかに満足できる作品でしたね。
感想とトロフィー攻略は後日に書くとして、今後の予定。
明日にはヴァルキリーエリュシオンが出るので、そちらに移行する予定。その後は…知らん。
多分、なんやかんや言いつつSO6を買う。以上。明確に買うっていうソフトがあると、何も考えなくていいから楽だ…
ヴァルキリーだけ体験版を少し触れたが、前半は多分面白くないと思う。言い方。
ただ、増えるアクションの数が結構多そうであり、また面白いアクションが多々増えそうな感じもした。
実際、体験版では1つ2つアクションを増やしただけで、だいぶ”形になった感”が増したんですよね。
なので、多分ある程度進めると面白くなってくれると思う。てか、そうなってくれ。
正直、感情の割合としては4割ぐらいが不安なんだけど、「そこそこ思い入れのあるVPシリーズだから買ってやろう」ぐらいの感じなんだよあたしゃあよぉ!頼むぜスクエニさんよぉ!たまにはスクエニのちょっといいとこ見てみたい!古ッ
終わり。