あとは駆け抜けるだけです
オイオイオイ、続いたわアイツ。アレを始めて1年が経過したらしい。
ゲーム内の周年イベントを見て、「そういやこのゲームを始めた当初もこんなイベントやってたな…」と感じたのが、気づいたきっかけである。そうか、アレももう一年か。
で。
「"アレアレ"うっせーなボケェ」と思ったそこの君。私が直々に答えを授けよう。デレステです。デレステなんです。
諸君は覚えておいでだろうか?去年のちょうど今頃、筆者がハイパー珍しくソシャゲというものに手を出したという事を。
スタマスをプレイして、「アイマス」というコンテンツに興味を持ち始めてたあの頃ね。まだあれから一年しか経過していなかったのか…
たしか、開始した当初は月初のフェスが開催されており、それを引いていた記憶がある。ちとせと千夜のフェス限定SSRが初実装されたやつね。
無料で回せる数十連で狙いのアイドルを引かんが為に、俗に言う「リセマラ」というものを血涙を流しながらやっていたような…いとしさとむなしさと心強さを胸に、無心で数時間戦っていたような気が数する。
そうか、あれから一年か。一年経過したのか。そう思うと、様々な記憶が蘇ってくる。忘れていた記憶の黄泉帰り。記憶にとって、忘却こそが死なのだろうか?どうでもいいね。
なんだか、一年どころか二年ぐらい前の記憶に感じるような気もするが、多分気のせい。おそらく、それだけこの一年は充実していたという事なのだろう。実際、実りある期間だったのは事実だと思う。
だがしかし。
続いているとは言っても、現在はほぼほぼログボ勢となってしまっているのはご愛敬。
ログボを受け取り、オートで回せる分だけ回し、(なぜか)毎日ルームをいいねし合う人がいるので、そちらへ赴きいいねをして閉じる。誰かは知らんけど、毎日いいねありがとう!
そんな毎日。今となっては、定期的に開催される無料ガシャキャンペーンだけが生きがいです。ただの乞食。
だが、それでいい。そんなひと手間の浅いプレイスタイルでも、毎日コンスタントに継続できているということが重要なのである。習慣を途切れさせず、「塵も積もれば」と言わんばかりに石を集め続けることに、意味がある。
まぁ、石を集めるとは言っても、結局我慢できずに回しちゃうんだけどね。
でも…”「回したい」と思った時が回し時”……君もそうは思わんかね?思わんよね。
手を出したことのあるソシャゲと言えば、他にグラブルが挙がる。
しかし、あちらは通常のプレイどころかログインすら習慣化できず、秒で終わってしまった。それに比べ、こちらは不思議と無理なく継続できた。
「この差は何だろうか?」と考えはしたが、答えを出すのは容易い事。愛です。ええ、愛ですとも。ラヴですとも。やっぱり、コンテンツに対する熱って大事ですね。
まぁ、コンテンツに興味を持ち始めてまだ一年そこら、しかも作品は一本しかロクにプレイしておらず、ソシャゲの方はもう既にログイン勢である…という体たらくの人間に、愛だの熱だの語るなどおこがましいとは思うが…
あ、そうやって新規勢を簡単に非難するのはいけないと思います!その結果、コンテンツに新規ユーザーが定着せず、どんどん先細っていくのが必定なわけで、コンテンツの今後を思うのであれば優しく見守るべきだと思います!だからここでにわかの自分が多少語ってもいいと思います!ます!!!
閑話休題。
今作は音ゲーということで、当然数多の楽曲が収録されている。総数はいくつなんだろ?100は超えているのだろうか?
そんな中で、個人的に気にいった曲をいくつかまとめてみる。
美に入り彩を穿つ
この恋の一途を 胸の痛みを艶やかに
恋にもがく、乙女の激情を歌い上げた一曲。
多分、現状だと”デレステで一番好きな曲”と言ったらこれが挙がると思う。
和ロックってやつなんですかね?曲調といい歌詞といい、かなり筆者の好みを撃ち抜いてきたので、長らく聞かせてもらっています。周子かわいい。
こういう詩的で洒落た表現をしてる歌詞っていいよね。味わい深い。なんだか、自分までワードセンスに長けたクレバーな人間になったような気分になれる。それ自体がバカの感覚。
ちなみに、「美に入り彩を穿つ」という曲名は、「微に入り細を穿つ」という言葉をもじったものだと思われる。初めて聞いた言葉である。
こんな言葉を知れる機会なんて、ゲームやアニメぐらいだよね。そういう意味では、たかが娯楽と言えども勉強になるよね。
ストリート・ランウェイ
そんな自分がいいから
この一言に、全てが集約されているような気がする。
”威風堂々”と言うにはいささかむさ苦しいが、それに似た姿勢を是とした曲なのは間違いないと思う。あきらかわいい。
「自己表現」というものを尊ぶあきらのキャラを考えると、センターを担っていたのも納得。今風の子って感じがしていいですね。好きです、そういう思考。もっと多くの人が持つべきだと思う。
あとイントロが好き。かっこいい。オシャレ。「ストリートをランウェイの如く歩いていこう」という思いを綴った歌なわけだし、さしずめオシャレ番長といったところか?ORANGERANGEじゃん。
Love∞Destiny
運命の愛だから止まらない
「美に入り彩を穿つ」が激情ならば、こちらは狂気といった方が近い。狂気じみた愛だから狂愛?まぁ、とりえずヤンデレの曲です。
ヤンデレと言うと言葉が相応しくないかもしれないが、しかしこういう病的なほど強い想いを歌った曲って妙に刺さるんですよね。
対象が何であれ、強く思うということに何か感じるものがあるのかもしれない。狂気の沙汰ほど面白いとはよく言うが、筆者的には狂気の愛ほど温かいと思います。りーなかわいい。
いとしーさー♥
あなたのこと 夢から覚めてもね いとしーさー♥
キャッチ―な曲調に、沖縄感溢れるのんびりとした雰囲気。そして、なんとも甘酸っぱい歌詞。癖になるのも納得である。
他に挙げた3曲とは異なり”可愛さ全振り”といった感じの曲だが、こういう曲も好きです。いかにもアニソン、あるいはゲーソンって感じでいいよね。サブカルコンテンツの曲だから受け入れられる感じというか。りーなかわいい(2回目)
てか動画で始めて見たが、こんな衣装もあるんですね。課金で手に入る衣装なのかな?肌色が多くて前屈みです。やらしーさー♥
他にもまだ気に入った曲はいくつかあるが、それらも挙げるとキリが無さそうなのでこの辺で。
このコンテンツが愛されて続ける理由の一つに楽曲があるとは聞いていたが、その一端に触れることが出来たような気はした。
ライブも結構な頻度でやっているみたいだし、生で聞くと迫力とかすごそう。そういったライブというものにはほぼ参加したことが無いので、機会があれば赴いてみるのも面白いかもしれない。
このゲームの目玉は、もちろん曲だけではない。アイドル本人たちにも、目玉と言い晴れるぐらいの魅力はある。
その中で、推しと呼ばれるアイドルもいくつか定まってきたが…まぁいかんせん数が多くて、一定に絞るのは無理ですね。うん。
りーな推しなのは変わらずだが、雪美ちゃんとかあきらとか周子とか美優さん桃華とか…うん。魅力的な子が多い事多い事。
あと、毎日オートで回したりルームで見てると、自然と愛着が湧いてきてしまう。
最初はそこまで琴線に触れるキャラじゃなくても、毎日触れることで「あれ…?なんだか…この子を見てると……胸がチクチクする……?」という気分になる。これが恋?いいえ、愛です。
つくづく、自分は愛着を持ってしまうタイプの人間なのだなぁということを思い知らされた。そして、愛着を持つとなかなか乗り換えられない。あれ、もしかして私って一途な女?
以上。
こんな感じで、これからも細々と石集めとガチャ回しを楽しんでいこうと思います。意外と続くもんだとも分かったしね。
なんやかんや、サービスが終了するまでログボ勢としてしがみついてそう。
また、今作のみならず、シリーズ他作品の動向にも注目していきたい所存である。今後ともよろしく頼むぜバンダイナムコ。
あ、最後に。デレステ8周年おめでとうございます!
終わり。